「ゲンロン新芸術校」の金賞受賞者展が開催。メカラウロコ「鮭らは海から川へ―フェミニズムの波を漂う―」
ゲンロン新芸術校(以下、新芸術校)第6期の開講期間は、2020年4月から2021年3月までの12ヶ月間にわたり実施されたプログラム。展覧会や講評会を経たうえでの最終選抜展によって受賞者が決まり、メカラウロコが金賞を受賞した。
メカラウロコは新芸術校在籍時より、「人間と鮭」、そしてフェミニズムについての作品制作を行ってきた。今回の展示では、天井の高く2階建の構造となっている会場を活かしながら、追求してきたテーマが内包するさまざまな表現の可能性を見せるものを目指している。
また会期と重なるかたちで、4月18日の19時からは、新芸術校第6期の審査員を務めた梅津庸一と歴史学者の與那覇潤による対談「本当の『平成美術』を語ろう──アートと歴史でふりかえる平成の30年」が開催される。