“まるでムーミン谷”なツリーハウスが出現。「童心に返って癒されたい」大人が続出?
このツリーハウスを見ると、森の中に違和感なく溶け込みつつも、どこかコミカルな印象を受けるだろう。
本物の木をくりぬいたように見える建物は、漫画やアニメ、絵本の世界観そのものだ。「Dezeen」によると、「プレヒト」の共同創業者であるクリス・プレヒトは「おとぎ話に出てくるようなフォルムの建築物を作りたい」と考えたという。大きな丸窓とバルコニー部分は、『セサミストリート』のキャラクターや、アニメ『怪盗グルー』の黄色いミニオンたちの目をイメージしている。
ユニークなフォルムと周りの木々とをなじませているのが木製の外壁だ。小さな木板がうろこのようにびっしり貼り付けられており、ナチュラルな木の質感が味わい深い。
木板は経年変化により色が変わる。数年後には今とは違う色味を見せてくれるだろう。
筒形の形状に合わせ、インテリアも丸みのある壁に合わせて作られている。
室内インテリアには黒も多用されている。これは木の質感とのコントラストを演出し、かつ空間を落ち着いた雰囲気にするための工夫だ。
心躍る楽しさがあるのに、静かに落ち着いて過ごせる場所。こんなツリーハウスで休暇を過ごすことができたら、癒されるのはもちろんのこと、素直に童心に帰れそうだ。