【7月8日~9日】今週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
Laboratory of the Future - 「未来のための実験場」をテーマに開催中の『ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展』。今回は総合キュレーターを初のアフリカ系となるレズリー・ロッコが務め、展示も半数以上がアフリカをはじめとする「グローバルサウス」系に。男女比は50:50、展示者の平均年齢も43歳とグッと若返り、時代の変化をリアルに感じる内容になっている。
7月7日から9日までの3日間、国内外74のトップギャラリーが集う『Tokyo Gendai』が開かれる。世界的に著名な作家や気鋭のアーティストの作品を堪能できるほか、片岡真実や名和晃平などを迎えたトークセッション、サテライト会場で行われる向井山朋子による世界初披露のインスタレーション・パフォーマンスなど、多彩なプログラムも楽しみなアートイベントだ。
陶芸家であり、白磁のアーティストとして世界的に知られる黒田泰蔵が、何に惹かれ、どんなものを大切にした人だったのか。その一端に触れる展覧会、『白の中のカラフル 黒田泰蔵の暮らし』が、東京・京橋の〈BAG-Brillia Art Gallery-〉にて、7月30日まで開催されている。
国内ではおよそ20年ぶりになるマティスの個展が上野の〈東京都美術館〉で開かれています。初期から晩年の〈ヴァンスの礼拝堂〉まで、彼の色彩と形態の実験を追うことができる展覧会です。
工期140年あまり、いよいよ完成が近づいた〈サグラダ・ファミリア〉。世界遺産にも登録されているこの壮大な建築物に込められた建築家のアントニ・ガウディの思想や、聖堂の社会的意義を読み解く展覧会が開かれる。
認識絵本や写真絵本、ことばあそびにナンセンス。生、死、時間や歴史など、谷川俊太郎が挑み続ける絵本作品は、技法も主題も共作するクリエイターもとにかく多彩。そんな谷川俊太郎の表現に触れ、絵本の世界に遊ぶ『谷川俊太郎 絵本★百貨展』が、東京・立川の〈PLAY! MUSEUM〉で開催中だ。