『専門家「誰もが感染者や濃厚接触者になりうるという意識を」「生活必需品の準備を呼びかける必要がある」 都の新規感染者、1週間後に2万4074人の推計』へのみんな
【映像】濃厚接触者…試算では「東京・最大140万人」も
都の一日の新規感染者は25日に1万2813人、26日に1万4086人と、連日で過去最多を更新。都の新規陽性者数の7日間平均は約1万467人で、1週間前の約4555人から約2.3倍と高い水準で推移しており、感染状況の警戒レベルは「大規模な感染拡大が継続している(赤)」に据え置かれた。
この判断について、国立国際医療研究センター・国際感染症センター長の大曲貴夫氏は「新規陽性者数は過去最多となり、さらに感染が拡大すれば社会機能の低下を余儀なくされる。65歳以上の新規陽性者の7日間平均も前回と比べて約3倍に増加している。誰もが感染者や濃厚接触者になることを意識し、自ら身を守る行動を徹底する必要がある」とコメント。
また、「この水準が継続すると、1週間後の2月3日の推計値は(1万467人の)2.3倍の2万4074人と危機的な感染状況となる」とした上で、「感染拡大の原因となる、人と人との接触機会を減らすために、不要不急の外出を控えて、買い物の回数を減らすことなどが重要である。また、自分や家族が感染者、あるいは濃厚接触者になって外出できなくなった場合を想定して、生活必需品を準備することなどを都民に呼びかける必要がある」と述べた。(ABEMA NEWS)