『【独自】都内有名私大を志望の女子大生、泣きながら電話で母親に「流出」打ち明ける…上着の袖のスマホで撮影』への皆さんの反応まとめ
【表】女子生徒を名乗る依頼主の行動 女子大生が自ら出頭したことなどから、警視庁は引き続き任意で調べる方針。不正行為によって大学入試センターの業務を妨害したとする偽計業務妨害容疑を視野に入れている。 捜査関係者によると、女子大生は関西の大学に通いながら東京都内の有名私大を目指しており、15日の共通テストを大阪府寝屋川市の試験会場で受験した。 26日に疑惑が報道された後、電話で泣きながら母親に関与を打ち明けたという。27日午前、実家のある高知県に近い香川県の丸亀署に母親と祖母に付き添われて出頭。警視庁の任意聴取に「ニュースで報じられている件は自分が1人でやった。上着の袖にスマートフォンを隠して問題用紙を動画撮影し、静止画にして送った」と説明している。 これまでの調べでは、「高校2年の女子生徒」を名乗る人物が昨年12月以降、家庭教師紹介サイトを通じ、東京大の学生ら4人以上に「共通テスト対策で1月15日に授業をお願いしたい」などと依頼。今月15日の「世界史B」の試験中、ネット通話アプリ「スカイプ」を通じて東大生らに問題用紙を写した画像が送信された。東大生らは、依頼者から共通テストと知らされないまま、時間内に解答を返信していたとされる。 この依頼者が女子大生だったとみられ、女子大生は警視庁の聴取に「カンニング目的でサイトに登録した」と明かしたという。 疑惑の発覚は、解答を送った東大生が大学入試センターなどに通報したことがきっかけだった。同センターから相談を受けた警視庁は東大生らから任意で事情を聞き、スカイプの記録や画像を確認。家庭教師紹介サイト側からは、依頼者のメールアドレスやクレジットカード情報などの提供を受け、特定を進めていた。 大学入試センターは共通テストの受験生に対し、試験開始前には電子機器の電源を切ってかばんなどにしまうよう求めている。29、30日には全国各地で追試験・再試験が行われる。