『約700万円の日産新型「フェアレディZ」に驚きとガッカリの声!?「これじゃ買えない…」新型Zは高すぎるのか?』へのみんなの感想まとめ
【画像】日産新型「フェアレディZ」日本仕様初公開! オレンジ色のカスタム仕様が最高にイカす!(30枚)
新型フェアレディZは、歴代Zへのオマージュを感じさせるデザインをまといながら、405馬力/475Nmの新開発3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。6速MT/9速ATが組み合わされます。696万円で240台限定販売される日産新型「フェアレディZ プロトスペック」 クルマの電動化が進むなかにおいて、マニュアルシフトで操れる純ガソリン車のFRスポーツカーの新型車が登場するということで、「大排気量、ガソリンエンジン、2シーターを発売したことは素晴らしい」「この時代にハイパワーターボでFR、MTは最後だと思う」など、新型フェアレディZに期待する声もあります。
なかでも、新型フェアレディZとして最初に販売される特別仕様車「プロトスペック」は、イカズチイエローとスーパーブラックの2トーンカラーを採用。
専用のレイズ製19インチアルミ鍛造ホイール(チタニウムゴールド)や、4輪アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(イエロー)などを装備しました。
インテリアには、本革・スエード調ファブリックコンビシート(イエローセンターストライプ、イエローステッチ、イエローアクセントライン)などを採用するとともに、インストパネル、ドアトリムクロス、MTシフトノブブーツ、ニーパッドなどに専用カラーステッチを施しています。
240台限定で価格(消費税込)は696万6300円。2022年2月7日からオンラインで予約受付が開始されます。
このプロトスペックは新型フェアレディZの最上級モデルといえる仕様ですが、現行モデルが約397から約530万円、高性能なNISMOが約640万円から約651万円だったことを考えると、価格が上昇したといえそうです。
そこで、696万6300円のプロトスペックの価格について、アンケートでSNSユーザーの声を聞いてみました。
「特別仕様車「プロトスペック」は696万6300円で販売されますが、この価格についてどう思いますか?」という質問では、「高い」と回答した人が全体の51.3%を占めました。次いで、「妥当」(44.7%)、「安い」(3.9%)という結果になっています。
高いという回答者の意見は次のようです。
・色々なところに手が入ってあるのはわかるが、限定車がこの価格だとカタログモデルの値段が心配。
・もともとZは安価であることも売りであったはず。これでは買えない。
・FRなのに「GT-R(R35)」の初期の値段(777万円)に近い。
・「スカイライン 400R」(562万5400円)と同等の価格かと思っていたので、驚きとガッカリした気持ちがありました。購入を考えていたのですが、この値段では厳しいです。
一方、妥当または安いと思う人からは次のようなコメントがありました。
・ほかのスポーツカーと比較すると、これくらいの価格にはなってしまうのはやむを得ない(妥当)
・一応ポルシェ「ケイマン」と同等なので。しかしベースモデルは400万からにしてほしい。(妥当)
・フルオプションで豪華装備だし、限定車、パワーとコストのバランス的に妥当なので。(妥当)
・このスペックの欧州車であれば1桁多いクルマが多い。(安い)
・スポーツカー好きの若い人でもなんとか手が出る価格帯だと思う。(安い)
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新型フェアレディZは価格の上昇をなるべく抑えるために従来モデルからプラットフォームなどを流用。型式は従来と同じ「Z34」を踏襲しました。
しかし全体の80%と大部分に新しい部品を使用するほか、新たなエンジンの搭載やシャシのチューニング、内外装のデザインなどを一新し、フルモデルチェンジ並みの変更が施されています。
最上級のプロトスペックは約700万円という価格で販売されますが、通常モデルは手が届きやすい価格設定となるのか、今後の動向が注目されます。くるまのニュース編集部