さいたま市の小中学校で終業式 コロナ拡大でオンラインも
常盤小の終業式は体育館に集合せず、教室ごとに児童が各自の机に着席したまま実施。校歌もマスクを着用したまま、小声で斉唱した。黒板にプロジェクターで映し出された三島公夫校長は「2学期の学校生活を振り返って自分自身を見つめ直し、穏やかな年末年始を過ごしてください」と呼び掛けた。
6年3組の教室では、児童が担任の和田一平教諭から通知表を受け取り、2学期に取り組んだ学習の成果や行事などを振り返った。
常盤小では今年、新型コロナの影響で中止していた異学年交流イベント「ときわっ子まつり」が3年ぶりに復活。保護者を招いたコンサートも再開し、コロナ禍前の日常を徐々に取り戻す1年となった。
6年の桑原理杏(りあん)さん(12)は「(2学期は)今までよりたくさん行事ができて楽しかった」と振り返り、「3年ぶりに家族で初詣に行ける」と笑顔で話し、年末年始の予定に期待を膨らませた。