『【速報】“無免許運転”木下富美子・元都議 初公判で起訴内容認める 無免許で選挙ポスター貼り替えも「後悔しています」』へのみんなの感想まとめ
【画像】1月12日、木下元都議を取材したが無言だった。そして、記者の様子をスマホで撮り始めた(画像8枚)
黒いジャケットに緑のロングスカート、マスク姿で法廷に現れた木下被告は、裁判官から「起訴内容に違っている点はありますか?」と問われると、「いえ、ございません」と答え、起訴内容を認めた。
起訴状などによると、木下被告は、2021年5月29日から都議選投開票日直前の7月2日にかけて、板橋区と新宿区で、合わせて7回、無免許で車を運転したとされる。7月2日の無免許運転の際、男女2人に軽傷を負わせて、そのまま逃走したとして書類送検されたが、ひき逃げ容疑については不起訴処分となった。
法廷では木下被告が、無免許で車を運転して、ポスターを貼り替えるなど、選挙活動をしていたことが明らかにされた。この点について、木下被告は「選挙のプレッシャーが大きく、結果を出すため、様々な活動を行わなければならなかった」と述べた上で、「手伝いをしてくれる方の中には、運転をできる人が少なく、自ら(運転を)するしかなかった。今思えば、なぜしてしまったのか、他の手段がなかったのか後悔しています」と反省の言葉を語った。
木下被告をめぐっては、都議選で当選した後、無免許運転などが発覚。都議会で、2回に渡って辞職勧告が決議されたものの応じず、召喚状も3回出されたが、およそ4カ月間、公の場に姿を見せなかった。
この間、所属していた「都民ファーストの会」を除名処分となり、1人会派「SDGs東京」を立ち上げ、議員活動に意欲を見せたが、結局、11月22日、小池知事らに促される形で、議員を辞職した。
また、”雲隠れ”をして都議会を長期欠席してたにもかかわらず、議員報酬とボーナスが支給されていたことも分かり、都議会での議員報酬のあり方が見直されることになった。社会部