『文在寅が「いきなりTPP宣言」のウラで、韓国で今起きている「ヤバすぎる現実」』へのみんなの感想まとめ
【写真】日本人は知らない…いま韓国で本当に起きている「ヤバすぎる現実」韓国「TPP加盟」、政府内でも意見対立の調整つかず「外」も「内」も問題だらけ photo/gettyimages 文在寅政権はTPPへの加盟推進を宣言しながら、これを公式表明した洪経済副首相は、加盟の必要性に関する記者説明は省略した。
政府周辺からはTPP加盟に関する政府内の意見対立が十分に調整されておらず、記者説明を行えなかったとの見方がある。
韓国は2013年以来TPP加盟を検討してきたが、慎重な姿勢を崩さなかった。ところが9月に中国のTPP加盟推進が伝えられると韓国のTPP加盟問題が再度表面化した。
洪経済副首相も10月14日、G20財務相会議に出席するため、米ワシントンを訪問した際、記者団に「もう時間がない、『加盟するしかない、するならばいつなのか』まで含めた決定を10月末から11月初めに下さらなければならない。もう土壇場に来ている」と述べていた。
しかし、その後もTPP加盟問題を協議するはずであった対外経済閣僚会議は2回延期されてきた。
一部からは文在寅大統領のオーストラリア公式訪問に合わせ、目立つ形でTPP加盟推進を表明したのではないかとの批判も出ている。
洪経済副首相の発表があった日、文大統領は豪州のキャンベラでモリソン首相と会談、席上同首相は「韓国が近くTPPに加盟する予定だ。とても歓迎したい」と述べた。
オーストラリアは日本とともにTPPで中心的役割を果たしている国である。
韓国のTPP加盟について日本が慎重な立場を示すことが予想されることから、オーストラリアの支持を取り付けようとしたと解釈できる。オーストラリアは農産品輸出国であり、韓国の加盟を歓迎することは当然予想されていた。次ページは:韓国のTPP加盟に反対する農業団体前へ123次へ1/3ページ