『「不妊になる」「体が磁石に…」SNSで拡散する"ワクチン噂話"…根拠のないデマ情報に惑わされないで』への皆さんの反応まとめ
北海道内のワクチン接種率は42%。高齢者を中心に「安心」との声が広がる一方で、未だにささやかれているのがワクチンを巡る「不安」です。
ワクチン接種検討中 20代:「すぐにできたワクチンなので、怖くてまだ打っていないです。不妊になったり、髪が抜けたりする人もいるというので、怖い」
ワクチン2回接種 20代:「ネットで副反応やデマ情報が流れていて、本当に打って大丈夫かなと不安だったけど、打ってよかったなと思います」
この「不安」をあおっているのが、ソーシャルメディアを中心に広がる、様々な情報です。
ワクチン2回接種 20代:「女性だと子宮の病気になりやすいとか、不妊になるとか、本当かどうかわからないけどその情報が流れていたこともあって、ちょっと不安はありました」
ワクチン2回接種 20代:「2年後に亡くなっちゃうという情報を聞いて、ウソだろうなとは思っていたけど、実際に打って副反応を感じている時は少し不安には思いました」
ワクチン1回接種 20代:「女性のピルを飲んでいる方は亡くなったりとか聞いたこともあったし、不妊になるとか。目にした時は心配かなというのはあった」
ワクチン未接種 30代:「くっついたりしていましたね、おでこに。あとは500円硬貨がついたとかも見ました。ツイッターとかYouTubeとかネタとして扱われている。さすがに磁石はないだろうと思っているけど」
厚生労働省などでは、根拠のない「デマ」だとして注意を呼びかけていますが、こうした情報がワクチン接種を躊躇する一因ともなっています。ワクチン接種で…体が磁気帯びる?? こうしたデマについて、とよひら公園内科クリニックの藤本晶子院長は次のように答えます。
Q不妊や流産につながる?
A完全なフェイクニュース。科学的根拠のないデマだと思います。そもそもmRNAワクチンは細胞の中に入らない。コロナ感染による重症化の方が怖いので、妊婦や妊娠を考えている人もワクチンを打つことをお勧めします。
Q接種の際、妊婦が体調面で気をつけることは?
A一般的なワクチン接種と同じです。体調不良の時はかかりつけ医と相談してほしい。
Q接種すると体が磁気を帯びて、金属などが体についてしまうとの噂は?
Aまったく根拠のないデマ。磁気を帯びさせる物質は含まれてない。迷惑なデマはやめてもらいたい。UHB 北海道文化放送