第2回〈NEW AUCTION〉開催! ジョナス・ウッドや草間彌生、KYNEらの出品作品を間近で見られる下見会も。
東京・原宿を拠点に、2021年に発足したオークションハウス〈NEW AUCTION〉。2021年11月に1回目のオークションを開催し、話題を集めた。注目なのは、初の公開型のアートオークションで、公式サイトから会員登録を行えば誰でも入札できること。会場だけでなく電話やオンライン上でも参加が可能。また、アートマーケットの持続的な循環を促すため、国内で初めて売上金の一部をアーティストへ還元する「アーティスト還元金制度」を導入。従来のアートオークションの枠組みに縛られることなく、新しい体験や価値を提供することを目的としている。
〈NEW AUCTION〉の2回目となるオークション『NEW002』が、2022年6月11日に原宿の〈THE ICEBERG TOKYO〉で14時より開催。草間彌生、村上隆、横尾忠則、KYNEをはじめ、ジョナス・ウッド、シンディ・シャーマン、ウェイン・ティーボー、ゲルハルト・リヒター、李禹煥といった国内外で活躍するアーティストの作品、全142点を出品。前回に比べ、さらに時代やジャンルを跨ぎ、ボリュームアップしたラインナップになっている。
オークションに先駆け、渋谷の〈MIYASHITA PARK〉内のアートスペース〈SAI〉ではプレビュー(下見会)を開催。国内のオークションではほとんど目にすることのない貴重な作品から、今の時代を象徴するアーティストの優品などが一堂に会し、間近で鑑賞することができる。
独自のアイデアとフレキシブルなシステムでアートオークションの新たなあり方を提示する〈NEW AUCTION〉。アートやオークションをより身近に感じる機会になりそうだ。