海の事故、対処法学ぶ 和歌山海保が小学校で安全教室
教室は低学年(1~3年計約100人)と高学年(4~6年計約130人)に分けて開かれ、それぞれ和歌山海保の職員5人が指導した。
内容は座学と実技の2部構成。座学では、スライドを使い、海岸の波打ち際から沖合に向かって発生する「離岸流」の恐ろしさなどについて説明。子供だけで海に行かないことや危険な場所へは立ち入らないよう呼び掛けた。
実技では、担任の教員らが膨張式救命胴衣を膨らませる体験に参加。ペットボトルを使った救助法も紹介され、児童らがロープのついたペットボトルを実際に投げる体験も行われた。
6年の川端蒼人さん(11)は「海の急な流れは見た感じではわからないことがわかった」と話していた。