「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」展、東京に巡回。75年超える歴史を振り返る
この展覧会は、クリスチャン・ディオールが1946年に創設したクチュールメゾン「ディオール」の70周年を記念したもの。日本展の会場は、OMAのパートナーである建築家・重松象平が日本文化へのオマージュとしてデザイン。フロランス・ミュラーのキュレーションにより再考案された日本展では、クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術や日本からの影響など、75年を超える情熱にスポットが当てられるという。
会場ではディオールを象徴する「バー」スーツをはじめとした、 過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々を展示。
クリスチャン・ディオール、イヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった歴代のメゾンのクリエイティブ
ディレクターたちが考案した作品も公開される。
またクリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぐかたちで「ディオール レディ アート」や「レディ ディオール アズ シーン
バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」や、「ミス
ディオール」「ジャドール」などのフレグランスの世界など、現在のディオールを語るうえで欠かせないアイコンの数々も展示さるという。
加えて本展では、東京都現代美術館の所蔵作品や、日本人写真家・高木由利子が本展およびポスターのために撮り下ろした写真などが展示予定となっている。