• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
    • app.tool_clock
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
家計簿に記されたゴッホの署名は本物なのか? 筆跡の真贋と実業家一族の物語が交差する推理ゲームの行方
2023-07-16
家計簿に記されたゴッホの署名は本物なのか? 筆跡の真贋と実業家一族の物語が交差する推理ゲームの行方

----------
長野まゆみさんの近刊『ゴッホの犬と耳とひまわり』の書評を、「群像」2023年3月号より再編集でお届けします。
----------
 激しい雨の日に、防水紙にくるまれた小包を「ぼく」が受け取ったところから本書は始まる。赤の油性ペンで「至急開封願う」と書かれた包みの中身は、三つ折りながら自立するほどの厚さの手紙─というより膨大な文書である。近所に住む家族ぐるみで旧知の老文化人類学者河島の、教授時代の講義と同じく脇道と脱線が相次ぐ長広舌を、彼の二人の孫が助手を務めて活字にした口述筆記録なのだった。

 肝心の用務というのは、河島が入手したフランス語の文書の翻訳の依頼だったが、論文や書物のような通常のテクストではない。1887年にフランスの百貨店が得意客に配った洒落た家計簿の余白に、異常な密度でびっしり書きつけられた(化学式まで含まれる)フランス語のメモなのである。その手稿の最後に書かれていたのが「Vincent van Gogh」なる署名だった。いうまでもなくあの伝説的画家のゴッホであり、遺された作品すべてが天文学的な金額で売買されるゴッホである。─こうして本書は読者をあれよあれよという間に、一世紀余りの時空を隔てた数奇な推理ゲームへ招き入れる。

 もちろん考究すべき主たる問題はゴッホのサインの真贋であるはずだ。やがて現物の全ページをスキャニングしたA4紙の束が第二便として送られてくる。1853年オランダで生まれたヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、27歳で画家を志し、画商をしていた弟の住むパリに出た。そして1888年には、ゴーギャンとの波乱の共同生活を送ることになるアルル地方へ旅立っている。転機を控えたころのゴッホの手稿である可能性がなくはないとはいえ、いかにも眉唾物だ。

 しかし本書の基調を成すのは、主題に向かいながらも次から次へと支流に逸れつづけ、エピソードに遊び、はたまた記憶の小路にさまよい入る河島のおびただしい語りである。博識と気まぐれに満ちた講釈に接する知的な愉悦につい感心して巻き込まれるばかりで、主題はなかなか近づいてこない。むしろ乱立する支流と逸話と記憶の細部がいつのまにか結合し、べつの主題を形成しはじめるのだ。

 家計簿から派生した19世紀フランスの文化と美術をめぐる話題だけでなく、「ぼく」小椋弥也と河島の周辺の人物関係も多士済々だ。小椋家は画家である「ぼく」の母すみれと妹なつみからなるが、亡き父はアジア系のフランス人だった。一方、河島家は考古学者である長男の種也夫妻、そして孫の海一と海三、珠七たち(珠七は亡くなった三男の娘である)からなる。ちなみに妹なつみは河島家の海一の妻であり、両家は姻族関係で結ばれている。人文学と芸術に造詣が深く、家族の誰かがフランスに出かけることが日常であるような彼らが、そろってこの推理ゲームに一家言を持つのは当然だろう。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/98db1f968d0ac220a554bf6830b7fa22814eea1e

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes app.tool_clock
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    三姉妹が温泉旅行で取っ組み合いの大げんか うっとうしくてめんどうくさい家族愛描く「お母さんが一緒」
    2024-06-02

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    小学館「作家の意向第一に協議」 映像化指針、ドラマ原作者死去で
    2024-06-03

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート
    2024-06-04

    ペース・ギャラリーが9月にグランドオープン。7月には特別内覧会を開催へ
    2024-06-04

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開
    2024-06-05

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    沙に囲まれた残酷な世界が私たちの社会を浮かび上がらせる。期待の作家が令和の世に送り出す、新たな青春のバイブル!
    2024-06-06

    写真家の吉田ルイ子さん死去
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛