久しぶりに本が読みたくなる書評 『回想十年 新書版』(吉田茂 著・毎日ワンズ)
岸田首相が国葬の実施を表明した当初は、銃撃事件の衝撃がまだ生々しく残っていたためか、それほど強い反対も出なかったように見えた。だが衝撃が薄れるとともに、山上容疑者の暗殺動機となった旧統一教会と安倍氏との接点、さらに多くの自民党議員との関係が明らかになるにつれ、国葬反対の声は日を追うごとに増大、国論を二分する状態に陥り、岸田政権の支持率にも影響を与えるようになった。
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