「伊勢河崎一箱古本市」3年ぶり開催 川沿いに露店ずらり20店超
会場は、江戸時代は船着き場で、新たに整備された「河崎・川の駅」(同市河崎2)の東側。勢田川沿いの遊歩道に、20店を超える本の露店がずらりと並び、毎回、多くの読書家や愛書家でにぎわう。各店の品ぞろえは、純文学、詩集、ノンフィクション、サブカルチャーなど、それぞれの出店者の趣味が色濃く反映され、海外SFやミステリーの専門店風の露店もある。
主催は、地元古書店主などで作る伊勢河崎一箱古本市実行委員会。出店希望者の受け付けは公式ウェブサイト(https://sites.google.com/site/hitohakoise/)か、古本屋ぽらん(同市河崎2―13―8)の店頭で行う。締め切りは10月17日。出店料は1店500円。古本市は午前10時~午後3時の予定。コロナ感染者の増加や天候による開催変更は公式ウェブサイトで告知される。
プロやアマが参加する「一箱古本市」の名称での古本のフリーマーケットは全国各地で開催されており、県内では、このほか尾鷲市の古書店「トンガ坂文庫」(同市九鬼町121)らが11月中に開催を予定している。【尾崎稔裕】