京都から羽ばたけ、若手芸術家 作品オンライン販売を市が初支援
市文化芸術企画課によると、市による作品の販売支援は初めて。若手芸術家支援に取り組む一般社団法人「HAPS」に400万円を事業費として支出し、幅広い分野から若手芸術家の選定を依頼した。市が直接芸術家を選ぶことはしない。
支援対象は、京都で活躍する芸術家や今後の飛躍が期待される若手芸術家ら。サイトへの掲載が始まった17日時点で、現代美術家や陶芸家らの、切り絵作品や空間芸術など計58点が掲載されている。
市は「芸術家が活動できる基盤ができ、活躍してもらうことで面白い街になる。オンラインも含め、作家や作品を知り、購入してもらう機会を増やしたい」としている。
12月4日までは、販売作品の一部を東山区のギャラリー「ホールKeiryu」で展示している。午前10時~午後5時、火・水曜休館。【藤河匠】