大阪の土木NPOが兵庫県伊丹市の小学校で出前講座
同講座では、水害の発生メカニズムを知ってもらうため、浸水模型が使われた。模型には河川のほか、海や住宅街、地下駐車場などが設けられ、降雨散水装置を起動させると〝街〟はたちまち水浸しに。さらに、津波を再現させると「ワー」と声があがり、子供たちは自然災害の恐ろしさと、災害時に身を守る行動の大切さなどを学んだ。
講師を務めた建設コンサルタント「ニュージェック」(大阪市北区)の大本雄二さん(56)は「水害発生時に街がどうなるかを見てもらった。子供たちの災害に対する気づきになれば」と話した。