ボッテガ・ヴェネタ、ガエタノ・ペッシェのアートなチェアを展示販売 400脚限定
このチェアは昨年9月、ミラノで行われたボッテガ・ヴェネタの2023年サマーコレクションのショーのために制作されたもの。建築家、アーティスト兼デザイナーであるペッシェは、鮮やかな色彩をまとった400脚のレジンのチェアをデザインし、特別なショー空間を作り上げた。
「Come Stai?」はペッシェの作品としては数年ぶりとなる、オリジナリティあふれるチェア。着色したレジンにコットンの布地を浸し、ところどころに手描きのドローイングをあしらった。「このチェアは多様性へのトリビュート。人はひとりひとり異なった存在で、それこそが私たちの本質だ」というぺッシェの言葉どおり、全てが異なるデザインとなっている。価格帯は税込102万4100円~(※デザインによって異なる)。
会場では展示やトークセッションが行われ、リミテッド・エディションの書籍も発表された。この書籍では、キュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)の深い考察に基づくペッシェのインタビューをもとに、今回のコラボレーションのアイデアやアプローチ、プロセスなどを掘り下げている。書籍のブックカバーは「Come Stai?」に使用された素材にインスピレーションを得たデザインだ。
メインヴィジュアルには、2023年サマーコレクションのランウェイにも登場したモデルのケイト・モス(Kate Moss)が起用された。