『「このまま終わる男ではない」中田翔の現在地 17キロ増で「激ヤセ」脱却、ついに完全復活か』へのみんなの感想まとめ
報道によると、沖縄・石垣島で行っている自主トレで、昨年より一回り大きくなった体を披露。昨オフからウエートトレーニングで徹底的に追い込み、体重は92キロから109キロと一気に17キロ増えたという。
【写真】中田と兄の「お揃い」ツーショット
■「完全復活する可能性は十分にある」
「体重増は下半身に負担がかかると言われますが、中田は下半身を意識して鍛えたという通りどっしりして安定感が戻ったように感じました。昨年は波瀾万丈のシーズンで大きなストレスも抱えていたのでしょう。
激やせしてユニフォームもダボダボだった。腰痛で本来のスイングの鋭さが影を潜めていたし、体重を増やすことはプラスに働くと思います。このまま終わる男ではないでしょう。完全復活する可能性は十分にあると思います」(スポーツ紙記者)
日本ハム在籍時の20年に自身3度目の打点王を獲得し、自己最多の31本塁打をマーク。本塁打王を獲得した大阪桐蔭高の後輩の楽天・浅村栄斗に1本差で届かなかったが、広い札幌ドームの高いフェンスに阻まれた打球が何本もあった。
昨季もタイトルが期待されたが絶不調に苦しんだ。39試合出場で打率.193、4本塁打、13打点と大きく期待を裏切った上に想定外のトラブルを起こす。「巨人に移籍してからはチームメートに遠慮しているようにも感じました」 8月、チームメートの暴力事件が判明して無期限の出場停止処分。巨人への電撃トレードで再起のチャンスを与えられたが、モノにできなかった。34試合出場で打率.154、3本塁打、7打点。CSでもスタメンに名を連ねることはなかった。
「強面の風貌ですが繊細な一面があります。巨人に移籍してからはチームメートに遠慮しているようにも感じました。日本ハム時代は『大将』と呼ばれ、後輩たちに頼られるのを意気に感じるタイプでした。謙虚な心構えは必要ですが、体をもう一度大きくして伸び伸び中田らしくプレーしてほしいですね」(前出の記者)
背水の陣で迎える今季。再び輝きを取り戻せるだろうか。(中町顕吾)