日本将棋連盟、対局中のマスク着用義務を廃止へ
将棋会館内での公式戦の対局中は、会話がない場合の着用は「任意」となり、意見が交わされる感想戦では「推奨」とした。
同規定をめぐっては、昨年10月に佐藤天彦(あまひこ)九段(35)が一定時間、マスクの着用を忘れて反則負けとなり、今年1~2月には日浦市郎八段(56)が鼻を出した状態でマスクを着け3回反則負けとなった。
連盟は昨年2月、新型コロナウイルスの流行を受け、健康上のやむを得ない理由を除いて、対局中はマスクを着用しなければならない、との同規定を実施した。