1/45の大きさの自動販売機!? 小さいのに細かすぎる作品に「尊敬しかない」
つくるのに約1ヶ月かかったというこの自動販売機。投稿でも紹介していたこだわりである“ボタンの細かな点滅”は「ここが作りたくて始めたようなものです」と話します。この点滅についてはプラモデルなどを電飾する制作をしているどろぼうひげ(@doro_hige)さんに作ってもらった電子回路に、0.25mmの光ファイバーを差し込んでボタンを光らせています。
「夜の街中を歩いているときに実際に見つけた自動販売機の光りかたなんです。それを忠実に再現したいなと思い作りました。けど実際に作り始めると自動販売機のボタンの点滅って数え切れないほどあって。1個1個光るものやグラデーションで光るものなど。普通に生活していると気にしない部分に注目すると面白いなと思いました」
また、自動販売機の中が白くぼやっと光っている部分についてもこだわりだそうです。
しかしこの自動販売機は2,3回ほど作り直して完成したものだといいます。
「ほとんど完成していたんですが、気に入らなかったので1回壊しました。一度作っているから2回目のほうがうまくいくんですよね」
普段は何度も作り直すことがないようですが、それほど今回の作品は小さい作品だったとわかります。
「トライ&エラーが楽しいんですよね。うまくいかなかったらじゃあどうやってやるか、うまくいったら計算通りだ!って。」
ミニチュア作品は設計図さえ描いてしまえば頭を使わずつくることができるという水越さん。
「何も考えず没頭している時間が楽しいです。音楽を聴きながら熱中しているうちに気づいたらすごいものができたっ!っていう感覚がすごい好き」