SNSに「絶好の痴漢日和」 鉄道各社が防止策を強化
警視庁では、試験日の痴漢被害から受験生を守るため痴漢防止キャンペーンを初めて実施。11日~15日までは主要駅で制服警察官の巡回などを強化する。
また、関西では鉄道各社が独自に対策を強化。大阪メトロは試験日について、大阪府警鉄道警察隊と連携し、新大阪駅や梅田駅などで「特別巡視」を実施する。阪神電鉄や阪急電鉄でも、駅係員らの巡視に加え、痴漢行為をみかけた際は、受験生に代わって周囲の人が駅係員らに伝えるように求める放送を駅構内などで流すとしている。
一般社団法人「痴漢抑止活動センター」(大阪市)の松永弥生代表理事(57)は「被害抑止のためにも、痴漢行為を目撃したら必ず駅員に伝えてほしい」と訴えている。