• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
横尾忠則現代美術館で「横尾忠則 原郷の森」が開催。言葉と交わりひろがる横尾の表現
2023-05-31
横尾忠則現代美術館で「横尾忠則 原郷の森」が開催。言葉と交わりひろがる横尾の表現

 兵庫・神戸市の横尾忠則現代美術館で、横尾の小説の言葉と絵画作品が交錯する展覧会「横尾忠則 原郷の森」が開幕した。会期は8月27日まで。

 本展は横尾の小説『原郷の森』(文藝春秋)に出てくる数々の言葉を、同館の収蔵作品と絡めながら展示するものだ。


 横尾は現代美術を制作するいっぽうで文筆家としての才覚も発揮しており、本展のテーマとなっている横尾の小説『原郷の森』は、およそ280名にも及ぶ人物が、入れ替わり立ち替わり言葉を残していくという作品になっている。ある日知らない森で目を覚ました、横尾の分身とも言えるYが、三島由紀夫と宇宙霊人に導かれ、すでにこの世を去った人々と芸術や人生について語り合うという物語。森を模した展示室では、小説内の人々が発する言葉とともに関連する絵画を展示し、言葉で表現された小説の作品世界を具現化することを試みる。


 改めて横尾のプロフィールを確認したい。横尾は1936年兵庫県生まれで、56年より神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、60年に上京。唐十郎、寺山修司、土方巽といった舞台芸術のポスターなどを数多く手がけ、69年にパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞を受賞。72年にはニューヨーク近代美術館で個展を開催するほどの活動を見せるも、80年7月に同館で開催されたピカソ展に衝撃を受け、画家に転向(いわゆる「画家宣言」)。以降、画家としてニュー・ペインティングともとらえられる具象的な作品を制作してきた。本展では同館が収蔵するこれまでの横尾の作品群を、ダイナミックな構成で見ることができるのも魅力となっている。


 本展は2階の展示室が「原郷の森への誘い」、3階の展示室が「異界からのメッセージ」とタイトルがつけられた、2部で構成される。

 2階の「原郷の森への誘い」の展示室内に入ると、膨大な数の横尾の絵画とともに、小説に登場する誰もが知る歴史的な人物の言葉が来場者を迎える。


 例えば、「三島」の言葉は「Yの中にあるズレ、画家としてのズレもある。それを修正するのではない。そのズレをズレとして考える。そのズレと戯れるまえに認める、それが芸術だ」。横尾が繰り返し描いてきたモチーフである三島だが、こうして言葉を据えられることで、その思想の根幹に根ざしていることがうかがえる。


 横尾が敬愛してやまない「ピカソ」はどうだろうか。「Yが三叉路や滝を描くのは、シャヴァンヌの不安を共有している。境界線がいい」というその言葉は、横尾が自作をどのように見ているのか知るヒントになるようにも思える。


 さらに「デュシャン」はこう言う。「Yさん、意識的に描いたらフィクションになってしまいますよ」。フィクションではなくノンフィクション、そんな姿勢で横尾は作品を制作しているということかもしれない。デュシャンは05年以降、横尾の作品に以前にも増して登場しているモチーフであり、その影響は大きい。


 小説の中で「三島」とともにYをいざなった宇宙霊人は、「今日のYへのメッセージは等伯になれ、ということだ。そしてデュシャン、ピカソになれということ」と語る。ときに肖像画を描き、ときにコラージュのように作品に取り入れてきた横尾が私淑する過去の人々が、今日の横尾をかたちづくっていることを暗に示している。

 3階の「異界からのメッセージ」では、横尾芸術における6つのシリーズに焦点を当て、それを『原郷の森』の登場人物たちの会話を通して掘り下げることを試みる。


 「ピンクガール」は横尾が初の絵画個展を行うときに生まれたもので、笑いながらピンク色の肉体をさらけだす女たちは、横尾作品のアイコン的存在となっている。共通のテーマでいくつもの作品を制作するのも横尾の画業の特徴だ。


 「Y字路」シリーズも横尾のライフワークと言えるだろう。無数のバリエーションがある本シリーズを並べてみることで、その反復のおもしろみとともに、差異への興味も加速する。

 そして、近年横尾が力を入れているのが「寒山拾得」だ。俗世を離れ詩作に生きたその姿は、横尾の理想とする芸術家の姿と言えるかもしれない。


 会場では横尾がこれまで制作してきたシリーズをまとめて見られるだけでなく、そこに小説に出てくるセリフが音声として重なる。これは兵庫県立ピッコロ劇団の協力を得て録音された小説の中のセリフであり、ここでは聴覚もまた横尾の作品を体験する手段となっている。


 横尾は本展について次のように語っている。「文章と絵画はなかなか溶け合わないもののはずだが、展覧会が完成してみればなかなか良いものとなった。小説の中の言葉を見ながら絵を見ていくと、声が聞こえてくる。作品に出てくる人々が語りかけているような体験ができるはずだ」。耳をすませて横尾作品がまとっている声を会場で聞いてみてはいかがだろうか。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/0ad956ca55a02b0a2a1403c8481719b1c93ef44f

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    原作者の意向は取り入れられたと日テレ
    2024-05-30

    「ねこクラゲ」被告、脱税認める 原稿優先で申告せず、福岡地裁
    2024-05-31

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    アルテミス計画&天の川銀河! 大人も学んで楽しめる「大人レゴ」最新ラインナップは”宇宙”がテーマ!
    2024-06-03

    稀代のピアニスト、マルタ・アルゲリッチの伝説の始まりはこの1曲から【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-04

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    アートフェア東京、次回は2025年3月に開催決定
    2024-06-04

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    「art stage OSAKA 2024」が9月に開催。大阪・関西万博への機運も醸成
    2024-06-05

    ©  Dopu Box
    💛