• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
工芸に進化したポケモンたち。国立工芸館で出会うその姿
2023-03-20
工芸に進化したポケモンたち。国立工芸館で出会うその姿

 「ポケモン」と「工芸」ををかけわせる。そんな大胆かつ魅惑的な実験から生まれた「かがく反応」を楽しめる企画展「ポケモン×工芸展 ─美とわざの大発見─」が、金沢の国立工芸館で始まった。会期は6月11日まで。担当研究員は、国立工芸館主任研究員の今井陽子。


 本展は、人間国宝を含む20名の作家がポケモンというモチーフに挑み誕生した約70体の「工芸ポケモン」を展示するもの。展示は「すがた ~迫る!~」「ものがたり ~浸る!~」「くらす ~愛でる!」の3部で構成されている。

 最初の「すがた ~迫る!~」では、ポケモンのフォルムや気配の再現を試みた作品の数々を展覧。どの作品も、五感と想像力をフル活用して臨みたい。


 2階から始まる展示で来場者を迎えるのは、メインビジュアルにもなっている《サンダース》をはじめとするイーブイとその進化系たち。どれもポケモン第一世代として育った金工の吉田泰一郎によって生み出された、どの角度から見ても美しく迫力のある作品だ。


 同じく金属を素材としながら、実物同様に各パーツを自由に動かせる「自在置物」の担い手である満田晴穂は、徹底的な資料研究と自らの感覚を頼りにギャラドスやスピアーなどを再現。木を操る福田亨の作品では、《雨上がり》のアゲハントや《飛翔》のホウオウに見られる、見事に切り出された立体的な羽に注目したい。


 染付という技法を持つ葉山有樹は、神話をテーマにした《超古代ポケモン王盌》や、500匹以上のポケモンを絵付けした美しい呉須色の《森羅万象ポケモン壺》などを展示。今井完眞は、《ゼニガメ》《コイキング》《キングラー》《フシギバナ》らを陶磁の姿に仕上げており、その表面の繊細な仕事が画面越しではない存在感をいっそう感じさせている。



  続く、「ものがたり ~浸る!~」で展示される作品は、どれもポケモンの世界観に挑戦したもの。ポケモンの人気を支えているのは、キャラクターだけではない。技、進化、旅、交換など、散りばめられた物語性が、多くの人を虜にしてきたということに気付かされるだろう。


 田中信行と新實広記が注目したのは、ポケモンの技。田中はゴーストタイプに具わる「かげうち」を漆黒で、新實はこおりタイプの「つららおとし」をガラスで表現している。


 《殿堂入り》などの作者・ガラス作家の池本一三は、実際にゲームをプレイして「殿堂入り」を果たすというプロセスを経てから制作。エナメル技法を用いたこの作品では、壺状の表面に絵巻物のようにぐるりと一周連なる物語が楽しめる。


 「可変金物」という造語を用いる坪島悠貴は、一目惚れしたアーマーガアにココガラを組み合わせ、2体で1つの作品を構成。PCで3次元のモデリングを行い、3Dプリンターも活用、手仕事で仕上げるという工程からは、伝統と未来をつなぐ姿勢も感じられる。


 城間栄市は、沖縄で行われる型染「紅型」の三宗家のひとつを16代として継承する作家。今回は、「旅」というテーマで、そこでの風を感じる琉球藍型着物を制作している。


 黄色が眩しいインスタレーション《ピカチュウの森》は、須藤玲子の作品。空間を構成する900本のレースリボンには、たくさんのピカチュウを発見できる。よく見ると1本だけデザインが異なったり、1匹だけ色違いがいるという遊び心も忍ばされている。


 幼い頃からポケモンに親しんできた池田晃将は、螺鈿を用いた箱型の作品を展示。見る角度によって様相が変わる本作の主題は「モンスターボール」だという。林茂樹の《月光
Pokemonn
Edition》もまた、ポケモン世界への没入とモンスターボールを持ちスペシャルなスーツを着たポケモントレーナーを想像し、つるりとした表面が美しい磁器でこれを表現している。


 1階に降りてくると、「くらす ~愛でる!」の展示。ここでは、工芸の機能にポケモンが挑戦している。まず目に飛び込んでくるのは、器と装飾、そしてポケモンの個性が見事に調和した桝本佳子の作品。同じく器に焦点を当てた桑田卓郎は、ピカチュウを転写した器を並べたインスタレーション《カップ》を展示している。 


 田口義明は、「作家同士の技の競い合いでもある」という意識を持ち、蒔絵棗など日常の使用シーンをありありと思い描けるような作品を出展。人間国宝・桂盛仁は、帯留とブローチにブラッキーの命を吹を込んだ。


 水橋さおりは友禅にメリープやモココ、メガデンリュウらを鮮やかに描き、小宮康義は「ゲンガー・ゴースト」などを江戸小紋で表現。着物ばかりではなく、植葉香澄の《水文メッソン》は陶磁器ながら、文様を重視した作品となっている。

 
「ポケモンと工芸」と聞けば、モチーフも表現の手法も限定されているかと思うかもしれない。しかし、ポケモンという魅力的なモチーフが作家の創造力を刺激していたこと、それゆえ作品のつくりこみ、わざや色合い、そして考え方も、際限なく広がっていったということは、会場を訪れれば一目瞭然だろう。


 展示作品に加え、見どころをまとめた「ずかん」や英語表記の図録といった工夫も凝らされている本展は、子供から大人まで、日本だけでなく海外の人まで、ポケモンと工芸の魅力も際限なく伝わる展示となっている。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/7a6a1c7656242dac5eaec737fff53cf5dfdee8f7

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    住所要件の指摘受け自主的に転入 東京・足立区の20代選管委員・古野香織さん
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    ビルケンシュトック、創業から250年の歴史を振り返る2冊を出版
    2024-06-01

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    河合隼雄物語賞に八木詠美さん 学芸賞は湯沢規子さん
    2024-06-03

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    「国芳の団扇絵 猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」(太田記念美術館)開幕レポート。世界初の展覧会
    2024-06-04

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」(東京国立近代美術館)開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション
    2024-06-05

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    ユージーン・スタジオが東南アジアに美術館を建設予定。新法人YES__pte.ltdを設立し、インドネシア・ジャカルタに美術館準備室を開設
    2024-06-04

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    書評:「日本美術史」を書き換える100年単位の挑戦。『この国(近代日本)の芸術──〈日本美術史〉を脱帝国主義化する』
    2024-06-05

    「江戸期より後の遺構」 世界遺産目指す佐渡の金山、一部除外勧告
    2024-06-06

    ブリン・バン・バン・ボンが1位 ビルボード、上半期人気曲
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛