『上沼恵美子、キッチンスタジオに笑顔で別れ「誇りでございます」 『おしゃべりクッキング』最終収録』へのみんなの感想まとめ
【写真】見納め!上沼恵美子のエプロン姿や先生たちとの集合ショット
1995年4月3日にスタートした同番組は、司会の上沼がゲストを迎え、週替わりのテーマで日々の献立に役立つ料理を紹介。辻調理師専門学校の先生によるプロのコツを交えたわかりやすいレシピと、上沼の軽妙なトークが長く愛されてきたが、惜しまれながら今年4月1日でその幕を下ろす。
上沼は収録の冒頭で「最後の1週間です」と噛みしめるようにカメラに語りかけ、感慨深げな表情こそ見せたものの、以降はいつもの通りにトークを繰り広げた。
最終週は「ありがとうの一皿」をテーマに、過去に出演した初代・二代目の先生たちをゲストに迎え、現在出演する三代目の先生たちがとっておきのメニューを調理。偉大な先輩に見守られながら料理を作るとあって緊張をにじませる三代目の先生たちを、上沼は「やっぱり気合いの入れ方が違いますよね?」「プレッシャーでしょ?」とからかって笑わせたり、久々の再会となった歴代の先生たちと思い出トークを繰り広げたりと、終始和やかなムードで収録は進んだ。
そして、いよいよ最終回となる4月1日放送分のエンディングには、総勢9名の先生に囲まれた上沼が最後のあいさつを行い、「(調理後の試食で)おいしいものをいっぱいいただきました。またスタミナをつけて、新しい私を見ていただきたいと思っております」と気合いのポーズを見せ、深々と頭を下げると、スタッフから大きな拍手が起こった。
収録後にはセレモニーが行われ、スタッフや先生から感謝の言葉や記念の花束などを贈られ、上沼は感無量の様子。しかし涙は見せず、「私の人生で、この『おしゃべりクッキング』に関わらせていただいたことは誇りでございます。ありがとうございました!」と晴れやかな笑顔でスタジオを後にした。
なお、最終週の前週3月21日~25日は「思い出の特選レシピ」と題した特別企画を放送し、27年間に紹介した約7000 品のメニューから、特に好評だった料理を懐かしい映像をまじえながら届ける。