今日は何の日:7月22日
1918(大正7)年 第1次世界大戦による物価高騰に、シベリア出兵を見越した米商人らの買い占めが重なり、米不足で価格急騰。富山県の魚津港に主婦らが集結し、米の県外移送中止を要求。これを機に米騒動が全国に広がった。群衆が米屋に安売りを要求したり、買い占めの元凶である高利貸しや地主などを襲撃したりする事態となり、警察や軍隊が鎮圧にあたった。政府の不手際にも批判が及び、9月に寺内正毅内閣が退陣。
1959(昭和34)年 熊本大医学部水俣奇病研究班が水俣病の原因物質は有機水銀と考えられると発表。ネコに有機水銀を与えると水俣病になったことや、チッソ水俣工場の排水口から水銀が流れ出ていることを示す証拠が得られたため、「魚介類を汚染した毒物として水銀がきわめて注目される」との見解を示した。政府が水俣病について「チッソ水俣工場のアセトアルデヒド製造工程中で副生されたメチル水銀化合物が原因物質」と断定したのは、9年後の68年だった。