小さな穴からひょっこり 干潟で「チゴガニ」のダンス 和歌山・新宮市
小さな穴からひょこっと顔を出し、ダンスのような動きでハサミを振るのは、体長約1センチの「チゴガニ」です。
和歌山県新宮市の干潟で、いまの季節から真夏にかけて見る事ができる「チゴガニのダンス」は、「潮招き」や「ウェービング」とも呼ばれ、異性への求愛行動や威嚇行動ではないかと考えられていますが、詳しいことは分かっていません。
チゴガニは、太平洋岸にある河口などの干潟に生息していて、潮が引き始めると次々と巣穴から出てきては、かわいらしいダンスを披露していました。