ルネ・マグリットの生誕125周年を記念。デルヴォーからマグリットモチーフのコレクションが登場
(1898~1967)の生誕125周年を記念したコレクションが発表。マグリットの作品や、その妻ジョルジェット・ベルジェがモチーフとなっている。
マグリットはシュルレアリスム
を代表する画家のひとりでベルギーを代表する存在だ。そして、ジョルジェットはマグリットのミューズであり、被写体であり、固い絆で結ばれた最愛の妻でもあった。
同ブランドの最新作では、マグリットの人間らしさと才能、独特なウィットと優しいロマンス、そして人の心を映し出す鏡を巧みに表現し、ウェアラブルな作品へと昇華。それらは、2羽の白鳥が寄り添い、夜空をバックに波打つ水が「Amour(愛)」の文字を描く《L'Art
de la Conversation》(1950)や、パイプと「Ceci n'est pas une
pipe」の文字が特徴の代表作《イメージの裏切り》(1928~29)、青いりんごが登場する《人の子》(1964)や《リスニングルーム》(1968)、マグリット自身を表現する山高帽の男といった4つの特徴的なモチーフからインスピレーションを受けたものだ。
マグリットならではの超現実的な夢の世界が表現されたこのコレクション。その発表に注目が集まりそうだ。