日韓の映画監督ら意見交換 労働環境改善へ向け連携 2022-10-07 【釜山共同】国際映画祭が開催されている韓国・釜山で8日、日韓の映画監督らが懇談会を開き、労働環境やハラスメントなどの問題について意見交換した。終了後に記者会見した日本映画監督協会理事長の本木克英監督は「映画製作のあらゆる面で先進的な改革をし、成功している韓国映画界の方々と忌憚のない意見交換ができた」と報告。今後も連携し、共通の課題解決に取り組む。 会には是枝裕和監督や深田晃司監督、韓国映画監督組合理事のオ・ギファン監督らが参加。 韓国には「韓国映画振興委員会」という映画専門の官民合議体の機関があり、興行収入の一部を助成金として再分配し、製作支援している。