『揶揄され笑われたアベノマスク…2億8000万枚の希望者が殺到した理由』へのユーザーの意見まとめ
27日、FNNによると、安倍氏はこの日、自身が主導した派閥の会合でアベノマスクの人気に言及して「7900万枚の在庫があったが、廃棄するので希望者を募ったところ2億8000万枚の希望があった」と説明した。
安倍氏は「(安倍)政権当時に国民に配布した布マスクが7900万枚在庫があった。これを廃棄するという決定があったが、28日まで締め切りで希望者を募ったところ、2億8000万枚の希望があった」とし「7900万枚しかないので、量を区切ってということになる。もっと早くやっておいてもらえればよかった」と話した。
続いて「せっかくの機会なので、あえて申し上げておきたい」と付け加えた。安倍氏のこのような冗談に会合出席者が笑い出したとFNNは伝えた。
先月、岸田文雄首相は8000万枚以上残っているアベノマスク在庫保管費用が6億円に達するため全量廃棄するとして、希望者には無料配布するという計画を発表した。
これに対して厚生労働省は先月24日から一般人や地方自治体などを対象にアベノマスク無料配布に対する申し込みを受け付けていた。申し込み期間は今月14日までだったが高い人気のため28日までに14日間延長された。当初在庫は7900万枚だが、現在まで2億8000万枚まで申込者が集まっている。
一方、人々はアベノマスクのさまざまな活用法をネット上でシェアしている。あるツイッター利用者はアベノマスクに種をまいて植物が発芽した様子を撮影して投稿した。「アベノマスクでブロッコリースプラウトを栽培したみた」としてその栽培過程をシェアして爆発的な人気を集めた。
その他にも「ワクチン接種後など、アベノマスクに保冷制を入れて患部を冷やせる」「キャンプ場では、鍋つかみや布巾として」などの反応が続いている。