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【今月見るべきアート展3選】大竹伸朗の回顧展や金沢の新たな美術館など
2022-11-14
【今月見るべきアート展3選】大竹伸朗の回顧展や金沢の新たな美術館など

20世紀の芸術家マン・レイのオブジェにフォーカスした日本初の展覧会、16年ぶりとなる大竹伸朗の大回顧展、金沢の私設美術館「KAMU kanazawa」の新スペースで開かれているサイモン・フジワラの個展。今月見るべき3つのエキシビションをピックアップ


 ファッションにも影響を与えたシュルリアリスティックな写真作品や実験映画などで、日本でも広く知られるマン・レイ。じつは彼が生涯を通じて創作のエネルギーを注いだものに、オブジェ作品があったことをご存知だろうか? 本展は、国内では初となるマン・レイのオブジェをテーマにした展覧会。メトロノームに目の写真を貼り付けた《破壊されざるオブジェ》、アイロンの底面に鋲を配置した《贈り物》などおよそ50点のオブジェと関連作品、資料を合わせた約150点を紹介する。みどころのひとつは、彼が「我が愛しのオブジェ」と題して約30点を取り上げた、手書きのアルバム。本展では、本邦未公開だったそのアルバムをスライドショー形式で鑑賞できる。

(画像)
《破壊されざるオブジェ》1923/75年
メトロノーム、写真 11.5×11.5×22.2 cm 東京富士美術館
 マン・レイはアメリカ生まれ。マルセル・デュシャンと知り合い創作世界を広げ、その後、パリに移住するとシュルリアリストの芸術家たちと交流し、名声を獲得していった。50歳の時にアメリカに戻った後は、過去に自身が手がけた絵画やオブジェの再制作にも精力を注いだ。

 本展の面白さは、アメリカ時代、パリ時代、戦中・戦後のアメリカとパリに戻った後の3つの時期で区分けし、オブジェや関連作品とともに、マン・レイの人生、芸術観を総覧できる点だろう。彼のアトリエは常にオブジェであふれていたという。マン・レイが純粋に制作を楽しみ、愛した作品たちーーそれは芸術家のどんな素顔を語り出してくれるのか。

(画像)
《セルフ・ポートレイト/ソラリゼーション》
1932/77年 ゼラチン・シルバー・プリント 30.0×21.7cm 東京富士美術館

『マン・レイのオブジェ 日々是好物|いとしきものたち』
会期:~2023年1月15日(日)
会場:DIC川村記念美術館
住所:千葉県佐倉市坂戸631
時間:9:30~17:00(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:月曜(ただし2023年1月2日、1月9日は開館)、12月25日~1月1日、1月5日、1月10日
料金:一般 ¥1,500、学生・65歳以上 ¥1,300、高校・中学・小学生 ¥600
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/5dc283365604c6db0908659a4336aa8bf2f4648e

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