• Herramientas Online
  • - Calculadoras
    • Contador de caracteres
  • - Descarga
    • Descarga de TikTok
    • Descarga de DouYin
  • - Herramientas web
    • BASE64
    • Base64 a imagen
    • Imagen a Base64
    • Codificación URL
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Convertidor Unicode
    • Formato JSON
    • Modificar extensión
    • Crear lista
    • Optimizador CSS
  • - Herramientas de cifrado
    • Cifrado MD5
    • Generador aleatorio
  • - Herramientas de imagen
    • Compresión de imágenes
    • Generador de código QR
    • Lector de código QR
    • Vista previa de fondo
    • EXIF de imagen
  • - Hojas de información
    • Herencia de grupo sanguíneo
    • Tallas de ropa
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
源氏物語の「強さ」にひかれ… 角田光代さんが「命を使い」描く人間
2022-03-16
源氏物語の「強さ」にひかれ… 角田光代さんが「命を使い」描く人間

 「以前だったら、もっとうまく書けていたと思うんです」。角田光代さんに新著「タラント」(中央公論新社)についてインタビューすると、思いがけない言葉が返ってきた。源氏物語の現代語訳という大仕事を経て、5年ぶりに挑んだ長編小説。「最古の長編小説」とも称される古典と向き合ったことで変化した小説観が、執筆に大きな影響を与えたという。【関雄輔/学芸部】

 ◇誰もが持つ「タラント」=才能、使命

 「読み返して、ごつごつしているな、と感じました。これまでの作品はもっと滑らかだった気がします」

 角田さんがそう語る本作は、2020年7月から約1年間、読売新聞紙上で連載された。物語はコロナ禍直前の19年に幕を開け、40歳を目前にした主人公・みのりの日常と、その祖父・清美の過去を中心に紡がれる。

 みのりは、1999年に大学進学のため上京し、ボランティアサークルでの活動に打ち込んだ。卒業後も海外の孤児院や難民キャンプを訪ね、自身の「使命」について悩んできたが、ある出来事をきっかけに臆病になってしまう。一方、若い頃に戦争で片足を失った清美は、家族に対しても過去を語らず、自らの感情を殺すようにして生きてきた。そんな二人の人生が、ある人物からの手紙をきっかけに共鳴し始める。

 タイトルの「タラント」は聖書の言葉で、才能や賜物(たまもの)、使命などと解釈される。物語の着想は2013年、旅先で「命を使う」という言葉がふと浮かんだことだった。「八日目の蟬(せみ)」(07年)で描いた小豆島(香川県)へと渡るフェリーを待つ、高松市のフェリーターミナルでの出来事だった。

 「その時、なぜそんなことを考えたのか、理由は分からないんです」。そう前置きしつつ、「タラントは特別な才能だけを指すのではなく、子育てや仕事など、普通の日常を生きている人たちも持っているものではないか、ということを描きたいと思いました」と語る。

 ◇パラスポーツが重要な柱に

 本作にはパラリンピックを目指す義足の走り高跳び選手が登場し、パラスポーツが物語の重要な柱の一つを担う。

 「連載の依頼を受けた時、オリンピックについて触れてほしいと言われたのですが、あまり興味がないし、知識もない。同じ知らないなら、パラリンピックの方が面白そうだと思い、調べ始めました」

 物語とともに、パラリンピックの起源が戦争負傷者のリハビリにあることや、普及のために尽力した人たちの存在が語られ、誰もが「タラント」を持っているという主題が浮かび上がる。

 連載の準備を進める中で、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった。20年に予定されていたパラリンピックは延期が決まり、小説のプロットも一部変更を迫られた。

 作中、コロナ禍の自粛生活について「だれもがスタートを待っている」という表現がある。「毎日、感染者と死者の数が報道され続けるどんよりとした空気の中、朝刊の連載だったので、朝から暗い話ばかりでは読者に申し訳ないという気持ちもありました。暗い、どうしようもない日々だけど、どうにか前向きに捉えられないかな、と考えながら書きました」

 ◇「ごつごつ」した人間の存在感

 そんな本作だが、執筆は難航を極めた。小説においてストーリーを最重視し、「プロットをいかに組み立てるかに心を砕いていた」という角田さん。池澤夏樹さんが個人編集した「日本文学全集」(河出書房新社)で源氏物語の現代語訳を手がけたことで、ストーリーの面白さより、「書かれた人物が生きているように感じられる小説」に「強さ」を感じるようになったという。「でも、プロットをしっかり立てることは頑張ればできますが、人間を立ち上がらせ、呼吸をさせて、心臓を動かすことは、やろうと思ってできることではないんです」

 小説家として30年あまりかけて培ってきた技術が「ゼロになった」と、その衝撃の大きさを語る。「前のように書きたいわけではありませんが、スムーズに書けていた感覚は思い出したいですね。座れば書ける、という感じだったのに……」

 結果的に、締め切りを延ばせない新聞連載が「荒療治」になった。「書いている間、ずっと不安でしたし、本になった今も、読者にどう受け止められるのだろうと心配です」

 学生時代に少女小説でデビューし、純文学を経て、ストーリー性豊かな作品で多くの読者を魅了してきた。本作で角田さんの筆は、これまでの作品以上に登場人物一人一人に寄り添い、その小さな声を丁寧に拾い上げている。戸惑い、不安、高揚、挫折――。登場人物の感情も物語も、何度も行ったり来たりを繰り返し、直線的には流れない。角田さん自身が「ごつごつしている」と表現した本作の手触りこそが、生きた人間の存在感なのだろう。現実は決して「滑らか」ではないのだから。

 ◇かくた・みつよ

 1968年生まれ。2005年に「対岸の彼女」で直木賞受賞。主な作品に「八日目の蟬」「ツリーハウス」「かなたの子」「紙の月」など。21年、「源氏物語」の現代語訳(全3巻)で読売文学賞。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/899240d2c6469f7bba24bf9b48119578d41cc17a

Otras Herramientas
  • Contador de caracteres Descarga de TikTok Descarga de DouYin BASE64 Base64 a imagen Imagen a Base64 Codificación URL JavaScript Timestamp Convertidor Unicode Formato JSON Modificar extensión Crear lista Optimizador CSS Cifrado MD5 Generador aleatorio Compresión de imágenes Generador de código QR Lector de código QR Vista previa de fondo EXIF de imagen Herencia de grupo sanguíneo Tallas de ropa
  • 民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    小学館も来週に報告書公表
    2024-05-31

    【6月1日~2日】週末必見の“アート&デザイン”まとめ!
    2024-06-01

    “家形埴輪”大集合、総選挙も 「住宅展示場の気分で」、奈良
    2024-06-01

    デザインジャーナリストによる新しいデザイン誌の登場です!
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】
    2024-06-02

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2024」の大賞が発表。等身大のセラミック彫刻を制作したアンドレス・アンサが受賞
    2024-06-05

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    「VOCA展」に関するハラスメント防止のためのガイドラインが制定
    2024-06-05

    長山智美 デザイン狩人|HAY DOGS♡
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛