• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【書評】菊池寛と芥川龍之介、直木三十五の交流を描く快作:門井慶喜著『文豪、社長になる』
2023-06-05
【書評】菊池寛と芥川龍之介、直木三十五の交流を描く快作:門井慶喜著『文豪、社長になる』

滝野 雄作
日本でメディアにもっとも注目される文学賞は芥川賞と直木賞である。本書は、その生みの親、文豪にして出版文化の一翼を担う「文藝春秋」を創設した菊池寛(1888~1948)の生涯を、ユーモアあふれる筆致で活写した評伝的小説である。菊池寛を知らない、いまの若い世代にも是非読んでもらいたい。
直木賞作家である門井慶喜氏は手練れ(てだれ)である。本作では、菊池寛の人物像と当時の文壇事情を豊富なエピソードを踏まえて生き生きと描き出している。物語は芥川龍之介と直木三十五との交流を軸に進んでいくのだが、まず前半では菊池寛(ひろし・有名作家になって後、「かん」と呼ばれるようになる)が作家として世に出るまでの悪戦苦闘ぶりが面白い。

彼は香川県高松市の生まれ。「寛はけっして美男ではなかった。頭そのものが大きい上に肌の色が浅黒、目が細く、鼻が太い」、中学校では「炭団(たどん)」(炭の粉末を固めた燃料)と、あだ名をつけられていたが、成績優秀で図書館に入り浸り、片っ端から本を読みあさっていたという。

中学卒業後に上京、紆余曲折を経て第一高等学校(一高)に入学。同級生に4歳年下だった芥川龍之介がいた。26歳のとき、寛は「都落ち」して京都帝大の英文科に進み、芥川らと同人誌を発行。ともに夏目漱石の門下生となっていたが、芥川の作品は漱石の激賞を受け、新進気鋭の作家として注目を集める一方で、寛はパッとしなかった。仕方なく、糊口(ここう)をしのぐため「時事新報」紙の社会部記者をしていたものの、くすぶっていたのである。

世に出るきっかけをつくってくれたのは芥川だった。彼の口添えで寛は「新人作家の檜舞台」である「中央公論」に小説を発表することになったのだ。すでに名声高い芥川をモデルにして「無名作家の日記」という暴露物の私小説を書く。これが当たった。毎号、同誌で執筆するようになり、代表作が「恩讐の彼方に」(大正8年1月号)である。

同年2月、寛は芥川の誘いでともに大阪毎日新聞の客員となり、寛が長期連載した華族社会を舞台にしたメロドラマ的な小説「真珠夫人」が爆発的なヒット。舞台化もされ人気を博す。純文学の芥川と違って、新聞記者時代の見聞を素材にした彼の作品は、「ほかの書斎派の作家とは、どだい仕込みが違うのである。寛は自然に書くことができた」。俗なだけに大いに大衆受けし、流行作家の地位を不動のものとした。このあたり、久米正雄、直木三十五らの交流を交え、文壇事情も興味津々に描かれる。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/fb4856abf62683fe56ff6bfa87207d4fbdc61cb0

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 血液型遺伝 服のサイズ
  • 「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    “ひばり”の愛称にふさわしい美しいメロディ。ハイドンの『弦楽四重奏曲第67番』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-30

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    IT国家の最先端研究を知って 奈良・宇陀市がエストニアへの短期留学事業
    2024-06-04

    “20世紀音楽”の発展に貢献した指揮者、クーセヴィツキー。その偉業とは【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-03

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    「ART OSAKA 2024」が7月18日より開幕。近代建築と現代美術のコラボレーションにも注目
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    京都・祇園祭の「長刀鉾」稚児決まる 記者会見で「頑張ります」
    2024-06-06

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    アキナの山名さん骨折 毎日放送、ロケ中に転倒
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛