• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
書評:「TOKYO POP」とはなんだったのか。 小松崎拓男『TOKYO POPから始まる 日本現代美術 1996–2021』
2022-08-14
書評:「TOKYO POP」とはなんだったのか。 小松崎拓男『TOKYO POPから始まる 日本現代美術 1996–2021』

「TOKYO POP」とはなんだったのか



 日本において「現代美術」が台頭したのは、まさに本書の起点となる1980年代後半から90年代にかけてであった。東高現代美術館、広島市現代美術館、東京都現代美術館といった「現代」を冠する美術館が相次いで設立され、水戸芸術館、ワタリウム美術館、佐賀町エキジビット・スペース
、ICA名古屋、ペンローズ・インスティテュート、フジテレビギャラリー、スパイラル、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、キヤノン・アートラボ、国際コンテンポラリーアートフェア(NICAF)まで、現代美術を展示する環境が整備されていった時代である。

 本書のタイトルにある「TOKYO POP」は
、村上隆、奈良美智、会田誠など、こうした土壌のなかから頭角を現した一群のアーティストたちを「日本的な」ポップとして提示した同名の展覧会に由来する。1996年に平塚市美術館で開催された同展の企画者・小松崎拓男(松本竣介など日本近代美術の研究者でもある)が、学芸員時代に担当した展覧会を中心に現代美術について執筆した記事をまとめた評論集が本書である。小松崎が学芸課長を務めたICCが拠点のひとつとなるメディア・アート、ヨーロッパの国際展やアジア美術(韓国の美術雑誌『美術世界』や『月刊美術』への寄稿文を含む)、田口和奈(広島市現代美術館、2006)や
ブルース・ヨネモト(金沢美術工芸大学アート・ギャラリー、2012)といった個別の作家論など、25年にわたる足跡を通じて、メディアの拡張やグローバル化といった現代美術の諸相をうかがい知ることができる。

 とくに「TOKYO POP」展 は 、当時主流であった「視ることのアレゴリー
1995:絵画・彫刻の現在」展(セゾン美術館、1995)に代表されるモダニズム的傾向ではなく、新たに台頭しつつあるアーティストたちをひとつの動向として公立美術館で初めて紹介し、のちに『広告批評』(1999年4月
)の「TOKYO
POP」特集、さらに村上隆の「スーパーフラット」を準備した点で意義がある。同展の舞台裏の記述こそ本書の読みどころである。だが、疑問点もある。すでに90年代初頭には『美術手帖』(1992年3月号)で提示された「ネオ・ポップ」、椹木野衣の「シミュレーショニズム」といった概念が先行して存在していたが、それらと小松崎が提唱する「TOKYO
POP」がどのように異なるのか本書では明示されていない。この問いは我々に残された課題と言えよう。


(『美術手帖』2022年7月号「BOOK」より)

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/c626e62d1e51e0ec78410fcf562e6cf3bfa44d2e

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 藤井聡太八冠が勝ち、最終局へ 将棋叡王戦で2勝2敗
    2024-05-31

    韓国HYBE傘下の代表続投 和解望む意向
    2024-05-31

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    死後に再評価が進んだ作曲家の筆頭、ビゼー。その裏には友人の存在が【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-02

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    フジコ・ヘミングさん偲ぶ魂のピアノ旋律
    2024-06-03

    写真家たちは強大な権力の抑圧にどう抗ったのか。バルト三国の写真家に焦点を当てる展覧会をレポート
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    今週末に見たい展覧会ベスト12。山武市百年後芸術祭、版画の青春、北斎に三島喜美代まで
    2024-06-04

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    クールべ《世界の起源》はなぜ攻撃されたのか? ポンピドゥー・センター・メッスで破壊・盗難事件
    2024-06-04

    今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実
    2024-06-04

    五木ひろし歌手生活60年…ふるさと福井へ恩返しの新曲
    2024-06-04

    第55回星雲賞・自由部門に「巨大ロボット展」 日本SFファングループ連合会議
    2024-06-05

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ご当地体操「いちょう体操」に小学生の指導委員が誕生 「体がのびやかに動く」
    2024-06-06

    そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売
    2024-06-06

    今週末に見たい展覧会ベスト8。閉幕の横浜トリエンナーレから、「梅津庸一 クリスタルパレス」、石川九楊の2ヶ月連続個展まで
    2024-06-06

    「さどの島銀河芸術祭2024」が開催。新潟・佐渡島各所で作品を制作展示
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛