平安期の金銅製ベルト飾り出土 大津、中国北方で製作か

平安期の金銅製ベルト飾り出土　大津、中国北方で製作か

2022-10-30

　大津市文化財保護課は30日、同市の穴太遺跡から平安時代の9世紀後半～10世紀のものとみられる金銅製花文腰帯具が出土したと発表した。腰帯具は律令制で役人が使うベルトの飾り。平安時代は石製が多く、金銅製は非常に珍しい。文様もある腰帯具は金沢市の畝田ナベタ遺跡、前橋市の鳥羽遺跡に次いで3例目。

　腰帯具は、役人の階級差を示すなどの目的があったとされる。見つかったのは「巡方」と呼ばれる四角形の飾りで、縦2.7センチ、横3.2センチ。表面には忍冬唐草文が施され、鏨という工具で魚々子と呼ばれる連続した細かな円が刻まれていた。中国北方で作られた可能性が高いという。

平安期の金銅製ベルト飾り出土　大津、中国北方で製作か

＜司書のコレ絶対読んで＞「王さまと九人のきょうだい」君島久子訳、赤羽末吉絵

MURAKAMI × Liquem 夢のコラボアクセが再登場☆｜長山智美デザイン狩人

『ボールアンドチェイン』南Q太著　評者：三木那由他【このマンガもすごい！】

制作期間「足りていなかった可能性」

小学館も来週に報告書公表

〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち

【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた２人の受領とは

富士山麓のダイナミックな食材を味わう“奥・山梨”のガストロノミー〈Restaurant SAI 燊〉。

映像化は「作家の意向第一」と小学館が指針

「ロバート」秋山さんが鳥取PR　イリュージョニストに扮し

2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す

「企画展歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」（泉屋博古館東京）開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ

「君たちはどう生きるか」展　第二部レイアウト編（三鷹の森ジブリ美術館）レポート。絵を描くことの営為、そして苦悩も見せる

「TRIO　パリ・東京・大阪　モダンアート・コレクション」（東京国立近代美術館）開幕レポート。トリオで再発見する3館のコレクション

akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ

国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」

今年の「アートウィーク東京」は11月に開催。「AWT FOCUS」の監修には片岡真実

そごう・西武が百貨店として初めてNFTマーケット開設、NFT作品約100点を発売

向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】

もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」