• オンラインツール
  • - 計算機
    • 文字数カウント
  • - ダウンロード
    • TikTok ダウンロード
    • Douyin ダウンロード
  • - Webツール
    • BASE64
    • Base64→画像
    • 画像→Base64
    • URLエンコード
    • JavaScript
    • タイムスタンプ
    • ユニコード変換
    • JSON整形
    • 拡張子変更
    • リスト作成
    • CSS最適化
  • - 暗号化ツール
    • MD5暗号化
    • ランダムジェネレーター
  • - 画像ツール
    • 画像圧縮
    • QRコードジェネレーター
    • QRコードリーダー
    • 壁紙プレビュー
    • 画像 EXIF
  • - 情報シート
    • 血液型遺伝
    • 服のサイズ
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
【書評】大好きだから離れたい:植本一子著『かなわない』
2022-03-14
【書評】大好きだから離れたい:植本一子著『かなわない』

幸脇 啓子
子育ては楽しくて幸せなはず。それなのにつらくなるのは、怒りたくなるのはなぜ? 2児の母でもある著者が等身大で綴った日々の嬉しさや苦しさは、コロナ禍の育児と重なって映る。子どもがいてもいなくても、読んでほしい一冊。
好きだけど、ずっと一緒はちょっとしんどい。

人と人にはそんな関係が少なくない。
夫婦、友人、そして親子。

それぞれに、ずっと一緒とはちがう「適切な距離」があるはずなのに、いまだ世界中に居座る新型コロナウイルスは、適切な距離をあっけなく壊し、しんどさを増やしてしまう。

2022年2月。新型コロナウイルスの変異種オミクロン株の影響を受けて、日本全国の保育所777箇所が休園となった。過去最高の数字だ。幼稚園も合わせれば、1000箇所を優に越える保育施設が、コロナウイルスのために子どもたちを預かれなくなってしまったのだ。

これまでの変異種のなかでも最も子どもにうつりやすく、日本各地の保育所でクラスターが発生していたことを考えれば、当然の措置ともいえる。

それでも。

家の中で子どもの面倒を見ることの幸せと辛さ。
抑えきれない自分の感情と罪悪感。
そして、抜け出したいのにもかかわらず、出口が見えない閉塞感。

子どものことは大好き。でも、コロナ禍でずっと一緒にいるのはちょっとしんどい。
音を上げたくなる瞬間が増えた保護者も多いのではないかと感じる。我が家もそうだった。

そんなときに思い出したのが、数年前に刊行された本書だ。
本書に描かれる3年分の日記には、子育てを経験した人であればきっと、「これは私だ」と感じる光景がある。

書き留めておきたい他愛のないやりとり。つい微笑んでしまう、幼子の言い間違い。そして誰にも言わずに閉じ込めておきたい、自分のネガティブなふるまい。喜びも悲しみも、苦い思いも蘇ってくるようだ。

著者はミュージシャンの夫を持ち、2歳半と、まもなく1歳になるふたりの娘を育てるフリーランスのカメラマン。夫の仕事が不規則なこともあり、ワンオペ(子どもの世話をひとりでしている状態)の時間も少なくない。

インターネット上のブログとして綴られた日記は、東日本大震災が起きた2011年の4月下旬から始まる。

子どもたちへの愛情にぎゅっと満たされているときと、思い通りにならずに言葉にならない感情が押し寄せ、子どもたちに思いきりぶつけてしまうとき。そのあいだで行ったり来たりする自分を、著者は飾ったり隠したりすることなく赤裸々に綴っている。強く優しく、そして愛おしい。

ホットケーキを焼いて娘達に食べさせていると、些細なことで上の娘に苛立ち、ホットケーキを投げつけてしまった。

「夕焼けきれいだね~」と言うと、上の娘が保育園で覚えてきたらしい「とんぼのめがね」を間違えながらも歌ってくれる。夕日が落ちるまで、と思い、いつもよりゆっくり自転車を走らせて帰った。

誰か私を怒ってください。余裕が無くなるとすぐに子どもに当たってしまう、こんな私を怒ってください。助けてください。(中略)冷たくなった炊き込みごはん残りを食べた。泣いた。
(同書から抜粋)

わかるわかる。
それ以外の言葉が見つからない。

夜中にスウスウ音を立てる寝顔を見て愛おしく思い、今日こそは怒らないと決意して自分でそれを裏切り、苦い気持ちになる。育児はそんなことの繰り返しだと、子どもができてわかるようになった。

本書に出てくる葛藤と自分の姿とが、重なって見える。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/cf7009824530a81fe8fedba5703a48d755c8dd90

その他のツール
  • 文字数カウント TikTok ダウンロード Douyin ダウンロード BASE64 Base64→画像 画像→Base64 URLエンコード JavaScript タイムスタンプ ユニコード変換 JSON整形 拡張子変更 リスト作成 CSS最適化 MD5暗号化 ランダムジェネレーター 画像圧縮 QRコードジェネレーター QRコードリーダー 壁紙プレビュー 画像 EXIF 血液型遺伝 服のサイズ
  • 歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    MURAKAMI × Liquem 夢のコラボアクセが再登場☆|長山智美 デザイン狩人
    2024-05-30

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    意思疎通うまくいかず信頼関係失われた
    2024-05-31

    元アシスタントが語る Dr.スランプ「あのキャラ」の誕生秘話
    2024-06-01

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    「警察密着24時」担当者ら懲戒 テレビ東京、石川社長は3割返上
    2024-06-03

    万博無料招待、大阪の学校7割が希望 「不参加」の選択肢ない調査手法に批判も
    2024-06-03

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    藤井、棋聖戦5連覇へ白星発進
    2024-06-06

    なぜ、いま「先住民の現代アート」なのか? 『美術手帖』2024年7月号は、「先住民の現代アート」特集
    2024-06-06

    もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛