• 線上工具
  • - 計算器
    • 字元計數
  • - 下載
    • TikTok 下載
    • 抖音下載
  • - 網路工具
    • BASE64
    • Base64 轉圖片
    • 圖片轉 Base64
    • URL 編碼
    • JavaScript
    • 時間戳
    • Unicode 轉換器
    • JSON 格式化
    • 修改副檔名
    • 製作列表
    • CSS 優化器
  • - 加密工具
    • MD5 加密
    • 隨機生成器
  • - 圖像工具
    • 圖像壓縮
    • QR 碼生成器
    • QR 碼識別器
    • 壁紙預覽
    • 圖片 EXIF
  • - 資訊表
    • 血型遺傳
    • 服裝尺寸
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「無駄なもの」に価値見いだす 美術家・岡田裕子さん、ヒントは妖怪
2022-08-12
「無駄なもの」に価値見いだす 美術家・岡田裕子さん、ヒントは妖怪

 居場所をなくしたモノたちの“霊”が展示室で戯れる――。米子市美術館(鳥取)で開かれている美術家、岡田裕子(ひろこ)さんの個展にはそんな趣がある。主役は捨てられた家財や不要とされた置物。作家はその姿を白い紙や白いオブジェに写し取り、「作品」として新たな息吹を注いだ。合理性が求められるこの世界で「無駄だとされるものに価値を見いだすことは大事な気がする」と岡田さん。展覧会をこう名付けた。「いま、ここにいます」

 東京を拠点にする岡田さんは2021年夏、米子で滞在制作を始めた。地元の図書館を訪れ、県出身の漫画家、水木しげるさんの自伝的作品を読み、当時の生活に当たり前のように存在していた妖怪に創作のヒントを得た。「妖怪も、精霊も、幽霊も私は見たことがない。もしかしたら、現代はそれらの居場所がなくなってしまったのかもしれない」。今やすっかり忘れ去られ、「息を潜めて存在しているモノたち」に目を向けたのが今展だ。「精霊のように妖怪のように密(ひそ)やかな吐息が聞こえるような展覧会」と岡田さんは表現する。

 ◇「実態のない」作品

 冒頭を飾る和紙のシリーズは、廃業した市内の旅館から引き取った柱時計や電話、日本人形などをパステルやクレヨンで転写したもの。モノの表面に紙を当てて鉛筆などでこすりながら写し取る技法「フロッタージュ」を初めて自身の制作に取り入れた。「描くというより触っている感覚。手触りでモノを感じながら、そのモノ自体がいとしくなってくるのが面白くて、はまりました」。掛け軸のようにつられた大小の紙は、さながら幽霊のようにゆらゆらと漂う。

 インスタレーション「イマココニイマス」では招き猫やほうきといった不用品を原型にした白い張り子が動き出す。絵付けのされていない“のっぺらぼう”のオブジェ群は、ニャーと鳴いたり、くるくる回ったり、不気味ながらも何やら楽しげだ。シリーズ「トランスフォーム」では市井の人物をモデルにした顔ハメ看板を作品化。昭和期と現在の米子市内の風景が背景に映像で流れ、来館者は記念撮影ができる。「抜け殻」の張り子も、表面をなぞったフロッタージュも、顔がくりぬかれた看板も、「実態のない」影のような存在に過ぎないが、作家の手を介して立派な「美術作品」に生まれ変わった。既存の価値を揺さぶるその試みは、いわく「現代美術の醍醐味(だいごみ)」でもある。

 岡田さんは男性の妊娠や未来の再生医療など社会的なテーマの作品を発表してきた。滞在制作の成果展である今展では「いろんな人やモノに出会い、そこから発想を広げるよう自分の頭の中をコントロールした」と話す。展覧会を主催する任意団体「AIR475(エアヨナゴ)」は県外からアーティストを招き、地域住民らと協働で制作する取り組みを13年から続ける。岡田さんは美術家、三田村光土里(みどり)さんと共に21年の招へい作家に選ばれ、1カ月近く市内に滞在。「周りの人を巻き込みながら、やったことのないことをお互いやるのがレジデンスのいいところ」。張り子の制作は島根大、モノを動かす技術は米子高専の協力があり、岡田作品に新たな広がりをもたらした。

 ◇置き去りにされた過去

 もう一室では、関連展示としてAIR475の活動を紹介する記録映像のほか、三田村さんの「365日の百科事典」なども並ぶ。岡田さん同様、秋に商店街の元空き店舗を改装した町家で成果展が開かれるが、その序章のような展示だ。三田村さんは自宅にあった百科事典を滞在先に持ち込み、毎日20ページずつ、目についた写真や図を薄紙の上に描き写してコラージュした。それを三田村さんは「置き去りにされた過去の記憶にカメラを向けて、新たにシャッターを切るような作業」と言い表す。事典は自身が生まれる前年の1963年刊行で、「高度成長期で活気があった頃の郷愁にかられながら、この60年を振り返るような時間でした」と創作の日々を語る。

 江戸時代に城下町として栄えた米子には、戦前までに建てられた町家が多く残る。岡田さんの個展には、とある建築家夫婦の「未来の家」の図面を実寸大で学校のグラウンドに描き、いまだ実態のない家について夫婦があれこれ語り合うビデオインスタレーションもある。かつての街のにぎわい、妖怪や精霊のささやき、架空のモノを巡る対話……。時間の積層する都市で展開される今展はたくさんの存在、たくさんの声に満ちている。

 8月28日まで。水曜休館。三田村さんの個展は市内の「野波屋(旧末次太陽堂)」で9月23日~10月10日に開催。詳細はAIR475のホームページ(https://air475.com/)へ。【清水有香、写真も】

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/daaa72de0fcb676aaa19a695ebf07e2b25abc8bd

其他工具
  • 字元計數 TikTok 下載 抖音下載 BASE64 Base64 轉圖片 圖片轉 Base64 URL 編碼 JavaScript 時間戳 Unicode 轉換器 JSON 格式化 修改副檔名 製作列表 CSS 優化器 MD5 加密 隨機生成器 圖像壓縮 QR 碼生成器 QR 碼識別器 壁紙預覽 圖片 EXIF 血型遺傳 服裝尺寸
  • MURAKAMI × Liquem 夢のコラボアクセが再登場☆|長山智美 デザイン狩人
    2024-05-30

    古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年 教え子や研究仲間を支える「清新な光景」
    2024-05-30

    将棋叡王戦、藤井が勝ち最終局へ
    2024-05-30

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    幸田文の名言「台所に立てば、…」【本と名言365】
    2024-05-30

    エリザベートコンクールで吉田さん6位入賞
    2024-06-01

    森鷗外の教師像に迫る 研究の「盲点」、記念館で特別展 学生の評判も紹介
    2024-06-01

    大阪はアートとデザインの街となるか? Osaka Art & Design 2024の見どころをレポート
    2024-06-03

    現代美術作家の杉本博司がYouTubeチャンネル開設 素顔に迫る映像を公開
    2024-06-04

    「2億円トイレ」のイメージ図など公開 大阪・関西万博
    2024-06-04

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    知ってる? 「登録博物館等マーク」
    2024-06-05

    「ゲバルト」展が東京日仏学院などで開催。反暴力的反応とその美的様式を探る
    2024-06-05

    「梅津庸一 エキシビションメーカー」(ワタリウム美術館)開幕レポート。きっとあなたも展覧会をつくりたくなる
    2024-06-04

    石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ
    2024-06-05

    「台北當代2024」開幕レポート。「台湾マーケットのニーズに応えるプラットフォームに」
    2024-06-04

    多摩美術大学がAIやサーキュラーなど5つの最先端のテーマを研究するプラットフォームをスタート
    2024-06-04

    口腔ケアで高齢者を守ろう 「おとなの歯磨き」訪問歯科医が出版
    2024-06-04

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    パートナーとの強い絆から生まれた、ベンジャミン・ブリテンの代表作【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛