• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
日本哲学の開拓者、西田幾多郎がこじ開けた『善の研究』の次の扉
2023-04-12
日本哲学の開拓者、西田幾多郎がこじ開けた『善の研究』の次の扉

 近代日本における「個の自覚」という同時代的な課題を背負いながら、〈自己と世界の関係〉を説明しようとしてきた思想家・西田幾多郎。その思想はどのようなもので、現代社会の課題を考える上でどのような意味があるのでしょうか。


 西田は1910(明治43)年から1928(昭和3)年まで京都帝国大学に在職した。この18年の間に、哲学的探究の立場としては「純粋経験」から「自覚」、そして「場所」の立場へと発展させていった。西田の思索は生涯にわたっていくつかの発展をみせたが、一つの根本的立場を設定してそこからすべてを説明しようとする姿勢は一貫していた。

 実在の探究(世界の真の姿を見極めること)を一つの根本的立場から進めるという、根源への志向性において一貫していたといえる。その根本的立場を表明するキーワードが思索の過程で変化していったのである。

 『自覚に於ける直観と反省』(1917年)は、京大着任後に約4年(1913~17年)の歳月をかけて書き継がれた論文を一冊にまとめて出版された著作である。ここで示されたのが「自覚」の立場であるが、その思索は西田にとって厳しく苦しいものだったようである。同書の「序」で彼は次のように語っている。

「此書は余の思索に於ける悪戦苦闘のドキュメントである。幾多の紆余
(
うよ
)
曲折の後、余は遂に何等の新らしい思想も解決も得なかったと言わなければならない」(『西田幾多郎全集』第2巻11頁)。 著者の溜息さえ聞こえてきそうな落胆の言葉である。こうした西田の悪戦苦闘を通じて明らかにされたのが「自覚」の立場である。
西田はこの本で、主客未分の純粋経験と、主観と客観の二分法によってそれを捉える反省的思惟
(
しい
)
との関係を説明することを課題とした。つまり、私たちが夕日を見て「ハッ!」としたり、我を忘れて楽器の演奏に没入したりすることと、こうした体験をふり返って考えることとの関係はどのようになっているのか。それを明らかにすることが課題となったのである。 「自覚」の立場はこれを解決するものだった。『自覚に於ける直観と反省』の「序論」の冒頭では次のように書かれている。「直観」「反省」「自覚」という三つの言葉に注目しながら読んでいただきたい。

----------
直観というのは、主客の未だ分れない、知るものと知られるものと一つである、現実その儘(まま)な、不断進行の意識である。反省というのは、この進行の外に立って、飜(ひるがえ)って之を見た意識である。〔……〕/余は我々にこの二つのものの内面的関係を明(あきらか)にするものは我々の自覚であると思う。自覚に於ては、自己が自己の作用を対象として、之を反省すると共に、かく反省するということが直に自己発展の作用である、かくして無限に進むのである。反省ということは、自覚の意識に於ては、外より加えられた偶然の出来事ではなく、実に意識其者(そのもの)の必然的性質であるのである。(『西田幾多郎全集』第2巻13頁)
----------

 ここで「直観」といわれているものが『善の研究』での純粋経験に相当する。これに対して「反省」は直観の外側からこれを見た意識だとされ、主客の二分法による反省的思惟のことである。

 西田によれば、直観と反省との関係を明らかにするものが「自覚」だという。自覚においては、自己が自己の作用(働き)を反省するとともに、反省することによってものの見方が無限に深まっていく。

 そこでは反省は外から加えられたものではなく、むしろ直観と反省を両方とも含んでいる。西田は純粋経験(=直観)に対する反省を含み込んだ、より包括的な立場として「自覚」の立場を構想したのである。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/d17301d6b3715cdb61e58be007698f4c5e77dd0d

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 藤子・F・不二雄の名言「ありそうもない話をありそうに描きたい」【本と名言365】
    2024-05-29

    白と黒で奏でるインスタレーション 渡辺信子が京都で「White and Black」
    2024-05-31

    むのたけじ賞、名称変更 「生前に障害者差別発言」
    2024-05-31

    「ねこクラゲ」被告、脱税認める 原稿優先で申告せず、福岡地裁
    2024-05-31

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    『マッドマックス:フュリオサ』に登場する「ある絵画」は何を意味しているのか? ギリシア神話と「ファム・ファタル」から考察する
    2024-06-01

    芸術レベルのグッズも登場! パリ・東京・大阪の名コレクションが集まる「TRIO展」
    2024-06-01

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から
    2024-06-03

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    中国でドラえもん映画が興行首位 国際こどもの日に12億円
    2024-06-03

    河合隼雄賞に八木詠美さん「休館日の彼女たち」、湯澤規子さん「焼き芋とドーナツ」
    2024-06-02

    国際博物館の日、今年のテーマは「学びと研究のための博物館」
    2024-06-04

    夜の美術館を楽しめる「サマーナイトミュージアム2024」が開催。東京都現代美術館、東京都庭園美術館などで入場料割引も
    2024-06-04

    週末見たい展覧会5選。今週はTRIO展、吉田克朗展、建築の構造デザインに焦点を当てた展覧会など。【2024年6月第2週】
    2024-06-05

    大学入学共通テスト、追試は本試験1週間後 コロナ禍前に戻す 月経痛の配慮明記も
    2024-06-05

    3日間限定発売! 名作パントンチェアが新たな魅力を纏った限定カラーで登場。
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    「art stage OSAKA 2024」が9月に開催。大阪・関西万博への機運も醸成
    2024-06-05

    向田邦子の名言「…これが私の料理のお稽古なのです。」【本と名言365】
    2024-06-07

    ©  Dopu Box
    💛