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全部 ニュース Meta Code 文化・アート
中谷芙⼆⼦の常設作品、意図せぬ使用。作家が異議
2023-01-10
中谷芙⼆⼦の常設作品、意図せぬ使用。作家が異議

 長野県信濃美術館(1966年開館)をリニュアールし、2021年4月10日に開館した長野県立美術館。同館を代表する作品である中谷芙⼆⼦の屋外常設作品《霧の彫刻
#47610 -Dynamic Earth Series Ⅰ-》を巡り、作家が異議申し立てを行う事態が起きている。

 「霧の彫刻」シリーズは中谷の代表作であり、1970年以来、様々な場所で展開されてきた。長野県立美術館の《霧の彫刻 #47610 -Dynamic
Earth Series
Ⅰ-》は同館開館にあわせて委託制作されたもので、「水辺テラス」と呼ばれるスペースにある。冬季や悪天候時を除き、1日数回、あらかじめ設定された時間に同作品から霧を噴出させることにより展示が行われており、開館当初から注目を集めてきた。

 今回問題となったのは、作家が意図しないかたちでの作品使用だ。同館は昨年夏、あるファッションブランドがパリ・ファッションウィーク 2022年
春夏コレクションに出展するための映像撮影を、同館敷地内で行うことを許諾。その際、《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series
Ⅰ-》を含む撮影の可否がブランド側から美術館に打診され、美術館はこれを許可している。映像は全編約4分5秒で、同作において発生する霧の中をモデルが歩く映像を主として構成されたという。


 しかしながら、美術館は中谷に対して「霧の彫刻」を前にした撮影が行われる旨だけをメールで連絡したのみで、詳細については共有がなされないまま映像は公開された(現在、当該映像は削除されている)。映像の一部は商談時のビジュアル資料や店頭発売に向けた広報目的で使用されたという。これに対し、中谷側は作品の無断使用を訴えるかたちとなった。

 中谷側は以下3つの点から著作権侵害等の問題があると指摘している(以下、長野県立美術館第三者委員会がまとめた調査報告書より)。

①本件映像における「霧の彫刻」の無断利用

中谷氏側の許諾なく、「霧の彫刻」の運転の全部又は一部を撮影し、当該動画を編集して制作した本件映像の全部又は一部を、「(D氏ブランド名)」のパリ・ファッションウィーク
2022年 春夏コレクション出展映像として、「(D氏ブランド名)」のウェブサイト等において配信等していること


②本件映像における「霧の彫刻」の無断改変等
中谷氏側の許諾なく、本件映像の撮影及び編集の過程において、次のとおり「霧の彫刻」 に改変を加えていること
 ・「霧の彫刻」において噴出される霧を撮影し、その動画を編集加工していること

 ・「霧の彫刻」が設置されている「水辺テラス」及び「風テラス」においてスモークを使用して撮影を行うとともに、「風テラス」におけるスモークの映像を「霧の彫刻」において噴出する霧の映像に挿入し、同作品の一部であるかのような編集を加えていること
・「霧の彫刻」において噴出する霧の映像の一部について、逆再生の編集を加えていること


③中谷氏の意に反するクレジット表記
本件映像の配信とともに、中谷氏の意に反するクレジットが表示されていたこと


 調査報告書では、美術館の著作権侵害等は認められないとされているものの、美術館に対して「『霧の彫刻』作品は作家の意向に対する意識の不足」「職員相互間のミス・コミュニケーション」「対応フローの欠如」が指摘されている。


 この報告書に対し、長野県立美術館を所管する⻑野県⽂化振興事業団は2022年12月28日付でリリースを発表。「『霧の彫刻』の最善の公開・保全の仕方、撮影申請への対応等について、中谷芙二子氏の意向を尊重し、誠意をもって適切な運営・管理に努めてまいります。そして、すべての所蔵作品と作家に対して、誠実に向き合うことが出来るよう体制を改善し整えてまいります」とのコメントを発表するととともに、副館長、学芸課長、学芸課員、広報・マーケティング室員、総務課員で構成する「再発防止対策推進チーム」の設置などを明らかにしている。


 いっぽう、中谷が代表を務める株式会社プロセスアートは今年1月11日付のリリースで、同社と⻑野県⽂化振興事業団との間で解決に向けた協議を継続しているものの、現時点で合意に⾄っていないことを発表。「『霧の彫刻』を常設作品としてコレクションした公的な美術館において、国際的な基準に恥じない作品の管理と運営がなされていくことを願い、引き続き、同財団の誠意ある対応を求めていく」としつつ、今後、報告書に対する同社の意⾒を公表するという。


 美術館の常設作品はいわば美術館の「顔」だ。これをめぐる美術館と作家の対立は誰も望んでいないだろう。本件が無事に着地し、「霧の彫刻」がこれからも長野県立美術館を代表する作品であり続けることを願うばかりだ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/2713de5d21481fd39e17047e0aee9fa9b3c7dbe3

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