「サイバー警察局」に懸念表明 出版社団体「日常的監視の恐れ」 2022-04-01 日本出版者協議会(水野久会長)は1日、警察庁に同日付で「サイバー警察局」などが新設されたことに対し「個人情報を収集し、市民の活動を日常的に監視する恐れがある」として強い懸念を表明する声明を出した。 皇宮警察本部を除き、戦後、捜査は都道府県警が原則として担ってきた。声明では「戦後の警察組織の原則を否定してまで警察庁に捜査権限を与える必要があるのか」と指摘、徹底した個人情報保護の法整備などを求めている。