アントニー・ゴームリー、池澤夏樹、川俣正らが登場。オンラインで世界各地からアーティストが集う公開フォーラム。
『瀬戸内国際芸術祭2016』開催中にはじまった『瀬戸内アジアフォーラム』。アートや文化による地域づくりにたずさわるアジア諸地域のさまざまな団体・個人をつなぎ、対話と交流を生み出す機会を作り出してきた。
4回目を迎える今回は『瀬戸内国際芸術祭』の拠点である香川・高松の会場と世界各地をオンラインでつなぎ、リアルとオンラインのハイブリッドでの開催となる。
高松の会場では『瀬戸内国際芸術祭2022』に参加するタイ、カンボジア、インドネシア、香港、台湾、ロシア、ベラルーシ、イタリアのアーティスト、美術研究者らが出演。オンラインでは、アントニー・ゴームリーやウクライナで避難生活を続けるジャンナ・カディロワをはじめとする、各地の芸術祭に参加するアーティストらのほか、作家の池澤夏樹、文化行政関係者等、多様な分野の第一人者が発言する予定だ。
活況を呈するアートシーンの一方で、政治・経済などで不安定な状況が続いているいま、世界各地からのプレゼンテーションにふれることで、現在と未来を俯瞰する機会となるはずだ。
10月16日15時~18時。オンライン(Vimeo)とリアル(〈レクザムホール〉多目的大会議室「玉藻))で開催。両方とも参加費1,000円、日・英同時通訳付き。申込みは から。
ジャン=ミシェル・アルベローラ(アーティスト、フランス)、マッシモ・バルトリーニ(アーティスト、イタリア)、クリスティアン・バスティアンス(アーティスト、オランダ)、ムハンマド・ドゥルコルナイン(チェメティ-インスティチュート・フォー・アート&ソサイエティ、インドネシア)、アイシャ・エルクメン(アーティスト、トルコ/ドイツ)、ムニール・ファトゥミ(アーティスト、モロッコ/フランス)、タマーラ・ガレーエワ(国立ウラル連邦大学准教授、ロシア)、ケンデル・ギール(アーティスト、南アフリカ/ベルギー)、アントニー・ゴームリー(アーティスト、イギリス)、林洋子(文化庁芸術文化調査官、日本)、川俣正(アーティスト、日本/フランス)、池澤夏樹(小説家・詩人、日本)、ジャンナ・カディロワ(アーティスト、ウクライナ)、エカテリーナ・ケニグスベルク(ベラルーシ美術アカデミー准教授、ベラルーシ)、ハウ・フア・ランジーゴン(アーティスト、台湾)、リノ・ヴース(アーティスト/キュレーター/Sa Sa Art Projects共同設立者・アーティスティックディレクター、カンボジア)、巻上公一(音楽家、詩人、プロデューサー、日本)、ビクター・ムラズ(世界銀行東京開発ラーニングセンター、アメリカ)、パウィーナ・ネカマヌラク(ジム・トンプソン・アートセンター アシスタント・キュレーター/キュ・レーショナル・コーディネーター、タイ)、アリン・ルンジャーン(アーティスト、タイ)、アナン・サプトト(アーティスト/デザイナー、インドネシア)、田島征三(アーティスト、日本)、藪本雄登(アウラ現代藝術振興財団 代表理事、日本/カンボジア)、ロ・カーイン(香港アートセンター プログラム・アンド・オペレーション・マネージャー、香港)、チャン・チンイン(香港アートセンター アシスタント・キュレーショナル・マネージャー、香港)、徐震(アーティスト、中国)。