• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
寺西ジャジューカ お笑い界の競技化がもたらしたもの――芸人にとって歓迎すべき状況か否か
2022-05-19
寺西ジャジューカ お笑い界の競技化がもたらしたもの――芸人にとって歓迎すべき状況か否か

「M-1グランプリ」などへの注目が年々高まる中、お笑い界にはどのような変化が起きているのか。リアリティーショー化、松本人志の巨大な影響など……フリーライターの寺西ジャジューカさんが読み解きます。
(『中央公論』2022年6月号より抜粋)
 昨年12月26日放送回をもって林家三平が「笑点」(日本テレビ)を卒業した。「実力不足」「回答がつまらない」と視聴者からの風当たりが強かった彼は、5年半の在籍中に座布団10枚を一度も達成することができなかった。野々村真でさえ、「世界ふしぎ発見!」(TBS)で全問正解のパーフェクトを2週連続で達成したことがあるというのに。そう考えると、やはり三平の実力不足は否めなかった……のか?

「笑点」は今、dボタンを使ってメンバーに座布団をあげたり取ったりする視聴者投票が可能な仕組みになっている。今年1月15日放送のラジオ番組「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)が三平の卒業問題を取り上げた際、論客としての顔も持つ芸人のマキタスポーツがこんなことを口にしていた。

「あんまり角立てて話したくねえけどさ、dボタンの投票できるんだったらみんなつまんねえ(全員に座布団をあげない)ってことにもなるぜ? そんな尖ったネタなんか必要じゃねえってところになっちゃってるからさ」

 同感である。多くの人は「笑点」にシビアな笑いは求めていなかったし、もっと牧歌的な番組だったはずだ。「M-1グランプリ」(朝日放送)を機に採点式スポーツの如く、バラエティを競技化する文化が主流となっていった。島田紳助が2001年にM-1を立ち上げた際、目的としていたのは「(若手)芸人に辞めるきっかけを与えたい」だった。巡り巡って、三平が「笑点」を辞めることになるとは。
 視聴者や番組制作陣はM-1で何を重視しているか? 芸人の能力は当然だが、それと同等に芸人の持つバックグラウンドに注目している気がする。番組が軌道に乗ると、やたら感動的な路線へ向かいたがるのが紳助だった。「このコンビはバイトでやりくりしながら芸人を続け~」「この芸人は両親から勘当されても夢を諦めず~」など、舞台裏をドラマチックに仕立ててその物語をお茶の間と共有。芸を磨かんと切磋琢磨する若手にフォーカスする“芸人のリアリティショー化”は、そういう意味でM-1が成功した証しなのかもしれない。

 芸人から受ける感動はM-1以前にもあったが、能動的に番組が感動させにいく風潮はやはりM-1以降だろう。他方、その手の演出にいかんともしがたい照れくささを感じる者も存在する。2017年11月14日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)での太田光と田中裕二のやり取りにこんなものがあった。

「俺、ちょっとよくないと思う、こういう傾向。感動路線みたいな? それはお笑いが気持ち悪いことになるだろう、きっと。M-1というのはそれに一役買っちゃってるとこあんじゃん」(太田)、「いいんだけど、まあ気持ち悪いよね(笑)。そういう裏側を……俺は正直、「情熱大陸」とかも嫌だった(太田と田中は過去に、それぞれ毎日放送「情熱大陸」から密着取材を受けている)。お笑いはそういうのから逃げるためにやってるみたいなとこあるからね。感動は誰でもあんだけど、それを隠す。隠したい人たちがお笑いをやってるっていうのがあるから」(田中)

 人間のバックグラウンドを見ることで得る面白さもあるが、それは笑いの面白さとは違う。M-1視聴後、ファンに残る感情は「楽しかった」より「感動した」のほうが遥かに大きいはずだ。M-1ファイナリストの舞台裏に密着した「M-1アナザーストーリー」(朝日放送)を見ればM-1はよりドラマチックになるし、笑いはより崇高なものとなる。

 果たして、芸人側はこの風潮を歓迎しているのだろうか? 浅草を拠点に活動する漫才コンビ、ナイツの塙宣之(はなわのぶゆき)はこんな発言を残している。

「照れますね、単純に。「そんな大したことしてないのにな」という気持ちがないとダメだと思うんですよ、お笑いは宗教でも権力でもないので。だから、僕らの漫才を見て「命救われました」って言う人は、ちょっと大丈夫ですか? と」(NHKEテレ「SWITCHインタビュー達人達」18年5月5日放送)

 もはや笑いの競技化が止まることは考えにくいが、競技化すると決まって感動がついて回ることに辟易する層(芸人ならびに視聴者)は確実に存在する。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/99addc06b29f207e6cae6364c62c7948f15b88f1

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 英国を代表する作曲家ブリテンが世界平和を願って作った『戦争レクイエム』【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-29

    囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    韓国HYBE傘下の代表続投 和解望む意向
    2024-05-31

    【光る君へ】平安時代、強烈なエピソードで知られた2人の受領とは
    2024-06-01

    まだ無名だった作曲家エルガーが、婚約の贈り物として捧げた名曲【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-01

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    「ロバート」秋山さんが鳥取PR イリュージョニストに扮し
    2024-06-04

    アレクサンダー・カルダー個展「カルダー:そよぐ、感じる、日本」が開催
    2024-06-04

    akakilikeの新作ダンス公演『希望の家』が松本・東京の2都市で上演へ
    2024-06-04

    太宰府天満宮で「Fukuoka Art Book Fair」が開催へ
    2024-06-04

    「UESHIMA MUSEUM」が開館。屈指の現代美術コレクションを一般公開
    2024-06-05

    「KOGEI Art Fair Kanazawa 2024」開催決定
    2024-06-04

    島左近の墓、京都の寺で発掘調査 三成の腹心、関ケ原後も生存?
    2024-06-05

    「安全だと誰も言わない万博」爆発事故で教職員組合 大阪府に子供無料招待中止申し入れ
    2024-06-04

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    書評:「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン 日本に愛された画家』
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛