• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
「トイ」と「道具」で見る35周年の目黒区美術館のコレクション。伝える教育普及活動の重要性
2022-08-12
「トイ」と「道具」で見る35周年の目黒区美術館のコレクション。伝える教育普及活動の重要性

 東京・目黒の目黒区美術館では、開館35周年を記念して「トイコレクション」「画家の画材・道具」「画材と素材の引き出し博物館」といった、その特色ある教材や資料のコレクションを紹介する展覧会「美術館はおもちゃ箱・道具箱」を開催している。会期は8月28日まで。


 1987年に目黒区民センター公園の一角に開館した目黒区美術館は、日本人画家が海外で学んでいた際に制作した作品や、国際展を中心に高い評価を得た戦後作家、そして目黒区ゆかりの作家の作品をコレクションしてきた。


 いっぽうで、開館準備段階から教育普及活動に重点を置き、エントランスホールに隣接するかたちでワークショップルームを配置。様々な教育普及プログラムを実施してきたことも同館の大きな特徴となっている。


 こうした教育普及の観点から、目黒区美術館が続けてきたのが教材・資料のコレクションだ。優れたデザインの「トイ」や、画家たちが制作に使っていた画材や道具を収集。また。同館がオリジナルで制作した画材や素材の特徴をまとめた「画材と素材の引き出し博物館」といった独自の教材も有している。

 本展はこうした目黒区美術館を強く特徴づけるコレクションを、開館35周年を機に一挙に紹介する展覧会となっている。



  展示内容を紹介したい。「トイコレクション」の展示では、同館が収集してきたカラフルなトイのコレクションを一堂に見ることができる。紙や木を素材とした、デザイン的に優れた150点を超えるトイが展示されており、目にも鮮やかだ。



 例えば、家具職人のクルト・ネフが創業したスイスの木のおもちゃメーカー「Naef(ネフ社)」のトイの数々。鮮やかな色が目にも楽しいが、一つひとつの造形は独創的であり、木の加工精度の高さもうかがうことができる。デザイン的な観点からも、多くの示唆に富む作品群だ。


 また、ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マーリ、柳宗理といった著名なデザイナーによるものや、バウハウスの依頼によりネフ社がつくった玩具など、いちプロダクトにとどまらない、作家性や思想が投影されたトイの数々も目を引く。


 1995年に同館で発足した「トイコレクション ボランティア
チーム」についても触れておきたい。このボランティアチームは同館のトイコレクションに実際に触れながら、コミュニケーションとともに大人から子供までが学ぶ機会を提供してきた。本展においても、1階の「トイプレイコーナー」(会期中の土、日、祝日の13時~16時)はこのボランティアチームが担当しており、こうした活動も含めて、コレクションの価値になっていることがよくわかるはずだ。


 「画家の画材・道具」の展示もユニークだ。先にも述べたとおり、同館のコレクションの軸には「日本人画家が海外で学んでいた際に制作した作品」というものがあるが、その収集過程において画家たちが実際に使っていた道具や画材もコレクションに加わえてきたという。


 会場には、同館がコレクションしている伊原宇三郎、成井弘、若山為三、古沢岩美の4人の画家が使っていたイーゼルが並ぶ。ひとくちにイーゼルといってもそれぞれに個性があり、また付着した絵具などからは画家たちの筆跡の一端を感じることもできるだろう。


 ほかにも、木製の大型パレットやスケッチ箱、筆、絵具など、画家たちが実際に使用していた品々が展示されている。筆ひとつとってみても、画家が自ら毛を切る、あるいは固まった状態のまま使うなど、目的や作風に合致したかたちでアレンジしていたことがわかるはずだ。


 抽象表現主義の画家として知られる岡田謙三のアトリエにあった、紙などの切れ端をコラージュのようにして、エスキースとして展示したものも興味を引く。画家のアトリエの端々に存在していたであろう作家が生きた痕跡を、垣間見ることができる。


 「トイ・コレクション」と 「画家の画材・道具」のあいだに挟み込まれるように展示されているのが「画材と素材の引き出し博物館」の展示だ。この「引き出し博物館」は、移動できる木製のボックスのなかに標本箱のような引き出しが複数収められており、それらを取り出して展示したり、ワークショップで使用することができる同館独自の教材だ。



 同館開館当初の学芸員が考案したという「引き出し博物館」は、それぞれ「画材」「素材─木」「素材─紙」「素材─金属」といったテーマが設けられ、そのなかには絵具の素材や様々な画材、支持体、木や紙の種類などが分類され、収められている。本展ではこうした引き出しを一挙に公開することで、作品を分解し分析的にとらえることのおもしろさを知ることができる。



 以上に紹介したような展示を見れば、同館が教育普及の観点から独特のコレクションを形成してきたことがよくわかるはずだ。トイも「画材・道具」も、手で触れて、発想をかたちにするための媒体として機能する。何かをつくりだすことの根幹について、具体的な展示をもって思い出させてくれる希少な展覧会だ。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/fabcb93642ae366507fbc92a6833b48e5cc6e970

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 美術館の裏側を伝える展覧会「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」レポート
    2024-05-29

    「現実をみんなに伝えたい」能登高校書道部が新作の書道パフォーマンスを披露…部員それぞれが抱える大地震の被害
    2024-05-30

    一力が本因坊初防衛
    2024-05-30

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    入試問題は白黒です 「わかりやすさ」「カラフル」は逆効果、自分で図を書くべし 桜井信一の攻める中学受験
    2024-05-31

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    【大河ドラマ「光る君へ」本日第22話】紫式部と清少納言は「顔を合わせていなかった」?
    2024-06-01

    <今週の本棚・次回の予定>6月8日の毎日新聞書評欄は『新装版 ペルーからきた私の娘』ほか
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    2025年春に「直島新美術館」が誕生。既存の活動から新しい価値創造を目指す
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    【1971年の今日 : 6月5日】京王プラザホテル全面開業―今からは想像もできない着工前の巨大な貯水池だった頃の写真も
    2024-06-05

    ビル・エヴァンスの名言「才能なんて取るに足りない」【本と名言365】
    2024-06-05

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    青森で来年夏に音楽祭 沖澤のどかさんが総監督
    2024-06-06

    アキナの山名さん骨折 毎日放送、ロケ中に転倒
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛