佐藤春夫しのぶ御供茶式 生誕130年、故郷の新宮で

佐藤春夫しのぶ御供茶式　生誕130年、故郷の新宮で

2022-05-06

　和歌山県新宮市出身の作家、佐藤春夫（1892～1964年）を命日にしのぶ「御供茶式」が6日、世界遺産・熊野速玉大社の境内にある市立佐藤春夫記念館で開かれた。新型コロナウイルス禍で中止が続いたが、今年は生誕130年でもあり、3年ぶりに復活となった。

　記念館によると、佐藤は帰郷の際に速玉大社で知人らと茶を楽しんでいたという。式では、詩を朗読する佐藤の肉声の録音が流れる中、地元の茶道愛好家らが茶を立てて遺影に供えた。コロナ感染予防のため、見物人らへの茶の振る舞いはやめた。

　佐藤は、東京都文京区の自宅でラジオ番組を収録中に心筋梗塞を発症し、死去した。

佐藤春夫しのぶ御供茶式　生誕130年、故郷の新宮で

ジョン・レノンのギター4億5千万円で落札

ブームなぜ起きた？　東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展

ドローンサッカーで世界２位　大阪・星翔高校チーム　「世界でも通用することがわかった」

日テレ、意思疎通できず信頼喪失　「セクシー田中さん」の調査結果

古本屋を巡り、顧みられなくなった作品、作家を生き返らせた九大大学院教授没後20年　教え子や研究仲間を支える「清新な光景」

「ねこクラゲ」被告、脱税認める　原稿優先で申告せず、福岡地裁

「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。第1弾はBONDED GALLERYにて7月から

「警察密着24時」担当者ら懲戒　テレビ東京、石川社長は3割返上

イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。

「国芳の団扇絵　猫と歌舞伎とチャキチャキ娘」（太田記念美術館）開幕レポート。世界初の展覧会

美術評論家連盟が「ガザ戦争に対する意⾒表明」を公開

「三島喜美代―未来への記憶」（練馬区美術館）開幕レポート。最大規模のインスタレーションも

開館10周年を記念。「広重　─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ

石川九楊の個展「石川九楊大全」が上野の森美術館で2ヶ月連続開催へ

今週末に見たい展覧会ベスト13。「令和6年新指定国宝・重要文化財」展から国立西洋美術館の現代美術展、KYOTOGRAPHIEまで

古今東西かしゆか商店【つづら】

安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン

田名網敬一が新作の巨大インスタレーションを発表へ。世界初の大規模回顧展「田名網敬一　記憶の冒険」

書評：「普通にラッセンが好き」と言えない現代美術界へ。原田裕規『評伝クリスチャン・ラッセン日本に愛された画家』

もしあの時に戻れたら…歌人・穂村弘が話題書『迷子手帳』で明かす、今も忘れられない「失敗」