• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
    • app.tool_clock
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
命のしずく「漆」:人間国宝・大西勲と大子の漆掻き
2023-05-30
命のしずく「漆」:人間国宝・大西勲と大子の漆掻き

乙咩 海太
人間国宝の大西勲はものづくりの細部にまでこだわる漆芸家だ。塗料である漆も最高品質の大子漆しか使わない。原液から上塗りに使う「色漆」にしていく作業も全て自分一人でこなす。真夏に行われた漆掻(か)きの様子を交え、そうした工程を追った。
大西勲は「髹漆(きゅうしつ)」の重要無形文化財保持者(人間国宝)だ。「髹漆」の「髹」は「刷毛で塗る」ことを意味し、螺鈿(らでん=漆器に貝の薄片を嵌め込む技法)や蒔絵(まきえ=漆を塗った上に金粉を蒔きつける技法)などとは異なる、加飾のない、漆塗りを主とする漆工技法のことをいう。大西が塗りに使うのは、日本最高峰と称される大子(だいご)漆だ。

漆の採取は、樹肌に深さ5ミリ程度の傷を横方向につけることから始まる。そしてその上方に間隔をあけて少しずつ長めの傷をつけていく。樹は傷を癒すために樹液を分泌する。この液を一滴ずつ掻(か)き取ったものが漆の原液となる。下から3~4本目までは樹液を取らない。この段階で採取すると樹液の出が悪くなってしまうからだ。その上方に付けた5本目以降の傷跡からにじみ出た樹液をえぐり、鎌で掻き出し漆桶に入れていく。

漆掻きは毎年6月初旬に始まり、10月末でシーズンを終える。7月初旬までの漆液は「初漆(はつうるし)」と呼ばれ、「呂色磨き」(艶を出すための最終工程)に使われる。7月中旬から8月中旬までの暑い盛りに掻いた樹液は「盛漆(さかりうるし)」と称され、大子漆の中でも最上質とされる。大西が仕上げ段階の上塗りに使うのは、透明度が極めて高いこの貴重な漆だ。動画では盛漆を掻く様子を紹介している。それ以降に採取される樹液は「遅漆(おそうるし)」「裏目漆(うらめうるし)」といい、中塗りや下塗りに使われる。

漆掻き職人から届けられた漆の原液を、大西は2年から3年かけて寝かせておく。その間、少しずつ水分が蒸発し粘度が増していく。夏の最も暑い晴天の日を選んで、寝かせた漆を大きな木鉢に入れ、天日のもとで摂氏40度程度の熱にさらしながら、ひねもす大きな棒でかき混ぜていく。こうした作業によって沈殿した漆を拡散して均一にし、さらに水分を飛ばす。通常このような精製作業は精漆工場で行われるが、大西は全てを自分でこなす。

そして精製した漆に赤や緑などの顔料を加え、ヘラや棒で練り込んで「色漆(いろうるし)」にしていく。さらに顔料を漆になじませるために数日寝かせ、和紙で漉(こ)して不純物を取り除く。何段階ものプロセスを経て、下塗り、中塗りの後で上塗りするための色漆が完成するのだ。

漆器の産地ではチューブに入った市販の色漆を使うのが一般的だが、自らの手で原液から色漆にしていく工程を一貫して手掛ける漆芸家は極めて珍しい。「人間国宝なんて呼ばれていますが、自分はあくまで職人」と大西は言い張る。「何事も人任せにせず、一つひとつの工程を丹念に仕上げていくことだけを常に心掛けています」

漆の樹が絞り出した貴重な“命のしずく”に全身全霊で向き合うこと。そうした職人魂こそが、大西を人間国宝たらしめている。

(文中敬称略)

取材・文:近藤久嗣(ニッポンドットコム編集部)
動画・写真撮影:乙咩海太

<動画・写真は、ページ下部の関連記事リンク参照>
乙咩 海太 OTOME Kaita
写真家。1988年、神奈川県生まれ。2012年、東京造形大学デザイン学部写真専攻領域卒業後、株式会社amana入社。2015年、フリーフォトグラファーとして独立。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/20c6bbe63d0f6a2d0e93f130014d98d6fee5ceda

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes app.tool_clock
  • 民藝・イズ・ビューティフル。 日本文化と黒人文化が融合する「アフロ民藝」とは?
    2024-05-30

    「韓国版純烈」K4の「アダルトKポップ」 日本デビュー曲USEN1位も獲得 コアな追っかけも
    2024-05-30

    〈テロ事件と「美の復讐」〉15世紀末・イタリア「メディチ家兄弟暗殺計画」とルネサンスの画家たち
    2024-06-01

    現代詩の「中原中也賞」、俳句で培われた言語感覚…「新たな音やリズム」ジャンルを往来し追求
    2024-06-02

    吉田南さん、バイオリン部門6位 エリザベート音楽コン、奈良出身
    2024-06-01

    森トラストが平安女学院から有栖川宮旧邸を取得…今度の活用は京都市とも引き続き協議
    2024-06-01

    ポール・オースターの名言「けれどオニオンパイの味は…」【本と名言365】
    2024-06-02

    知られざる作品や作家との巡り合いが生まれる高円寺のギャラリーショップ。
    2024-06-02

    映画「ゴジラ‐1.0」の震電は「コックピットだけ復元」のはずだった…山崎貴監督がエピソード披露
    2024-06-04

    千年後の未来へ 太宰府天満宮のふすま絵完成 日本画家神戸智行さん移住し10年かけ完成
    2024-06-04

    特別展 「工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾」が東京と京都で開催。日本の美術工芸を世界へ 
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    東京都写真美術館で「今森光彦 にっぽんの里山」が開催へ
    2024-06-04

    「犬派?猫派?」(山種美術館)開幕レポート。初公開から名作まで勢揃い
    2024-06-04

    エドガー・サラン個展「EDGAR SARIN ー HUNKY DORY」(VAGUE KOBE)レポート。展示空間の可能性やその調和の在り方を問いかける
    2024-06-04

    PARCELで「Not Quite」開催。「~でなくもない」作家が集結
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】。子連れ、親子でアートを楽しもう!
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛