• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
古墳、陵墓、ストライキ、仮病、再野生化、コスプレ、キャンプ、被葬。「わからなさ」と交感する泉太郎の思考プロセスとは
2023-01-17
古墳、陵墓、ストライキ、仮病、再野生化、コスプレ、キャンプ、被葬。「わからなさ」と交感する泉太郎の思考プロセスとは

 映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったあらゆるメディアを交錯させたインスタレーションをおもな表現手法とし、国内外で精力的に作品を発表している現代アーティスト・泉太郎。その東京の美術館における初の個展「Sit,
Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」が東京オペラシティ アートギャラリーでスタートした。会期は3月26日まで。



 本展は、古墳や陵墓、ストライキ、再野生化、仮病、鷹狩におけるマニング(懐かせる)やフーディング(目隠し)のほか、数々のキーワードが絡み合う思考のプロセスと、コスプレ、キャンプ、被葬のような体験を織り交ぜ、「わからないもの」に向きあい続けるための永久機関を立ち上げるというもの。


 「物事を考えていくにつれてその発端を忘れていくこと、そして忘れることをきっかけにまた考える。この繰り返しが『わからなさに付きあい続けるプロセス』。人とは異なるものと交感しあう展覧会にした」と泉は本展について短く語った。

 本展では、新作《Sit, Dowen. Sit, Dowen Please,
Sphinx》(2022)内に泉の過去作品が改変された状態で複数登場する。最初の展示室では、ファイルに記載されたQRコードをを読み込むことで音声が流れ、まず展示に参加する(ここでは「野生に戻る」と表現される)ための教習がなされる。



 教習と称された音声に従い、参加者はロッカーに預けた荷物と引き換えにひとつの袋を手に入れる。袋には人がすっぽりと隠れるほど大きな白いマントが詰められており、鑑賞者はこのマントを身につけることで美術館という人工物に擬態しながら会場を巡ることとなる。美術館に来た鑑賞者が美術館のコスプレをする不可思議な状況が生じるのだ。


 会場を巡りながら鑑賞者はたびたび違和感を抱くだろう。展示室には泉が過去に制作した作品がどれも中途半端に稼働しており、一部のモニターは床に倒れた状況。パネルや壁には会場スタッフによって「ON」とだけ記されている。

 泉はこの状況を作品が「仮病」を使っていると述べた。機械やモニターは人間の手でON /
OFFを要求されるのが通常であるが、ここでは作品自体が「自分は病気である」と意思表示をしているのだ。モニターが突っ伏しているクッションは作品の梱包材を模した形状であり、美術館という場所とのリンクを示している。



 美術館に擬態した鑑賞者は、今度はそのマントを使ってテント(墓)をつくることを要求される。マントを裏返すとそこには古墳内部の石室がプリントされており、自身で建造したテントに入る行為は、まるで不可侵領域である古墳の内部に入るような体験をもたらす。しかし、不可侵であるがゆえにテントの表側に内部の様子がプリントされているという、これまた思考のループに巻き込まれるような状況が生み出されている。テントを設置するための重しであるペットボトルも、ネコの侵入を許さない「猫よけ」を想起させるものだ。



 同展示室内には、「墓の管理者」の座席が端に設置されている。管理者の所持するVRゴーグルからは陵墓の領域を示すデータが複数表示されているようで、展示室のなかにおけるその領域を定めることができるのだという(鑑賞者は見ることができない)。


 本展にあわせて制作された新作作品では、VRゴーグルで被葬を体験することができる。本作は、その体験から孤独を感じるだろう。石舞台古墳と神武天皇陵を旅したという泉が、そこに眠る歴史上の人物に自身を重ねあわせるような瞬間があったのではないかと想像できる。


 本展を経て、「領域」への侵入とその行為に対する不条理な思考の転換が、展覧会全体の違和感をつくり上げているように感じた。様々なキーワードが緩やかにリンクしあうような、そうでないような、この「どうしたら良いかわからない」という感情も「永久機関」をつくりあげるひとつの要素だろう。


 帰り際、自身がせっせと建造したテント(墓)が管理者らによって排除されているのを目の当たりにした。忘れられていく(風化していく)寂しさとともに新たな墓が建造される可能性を残す有機的な展示の様子が、長きにわたる人間の営みの歴史のようにも感じられた。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ddbc02fd0dc38729d3b7f8f507667458bb878fe4

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 藤子・F・不二雄の名言「ありそうもない話をありそうに描きたい」【本と名言365】
    2024-05-29

    歯科医師の技術で愛好家も納得するサウナを細部まで再現するミニチュア作家
    2024-05-30

    ブームなぜ起きた? 東京国立近代美術館で「ハニワと土偶の近代」展
    2024-05-30

    作曲家ビゼーの窮地を救った傑作オペラ『真珠採り』の聴きどころは?【クラシック今日は何の日?】
    2024-05-31

    鳥取・大山でたいまつ行列 夏山開き前夜祭
    2024-06-01

    あらゆる知識に精通した「天才」が教えてくれた、頭を良くするための新書の読み方と「究極のインプット・アウトプット」の方法
    2024-06-02

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    「企画展 歌と物語の絵 ―雅やかなやまと絵の世界」(泉屋博古館東京)開幕レポート。歌、物語、絵画が織りなす芸術世界へ
    2024-06-04

    建築家・白井晟一設計の個人住宅「桂花の舎」が江之浦測候所に移築へ
    2024-06-04

    「KOTARO NUKAGA(天王洲)」が移転し拡張。約386平米の巨大スペースに
    2024-06-05

    開館10周年を記念。「広重 ─摺の極─」があべのハルカス美術館で開催へ
    2024-06-05

    特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」が国立国際美術館で開催。00年代からの仕事を総覧
    2024-06-04

    田名網敬一「TANAAMI!! AKATSUKA!! / 45 rpm」展、集英社マンガアートヘリテージ トーキョーギャラリーで開催
    2024-06-04

    性被害者支援の法人設立 スマイル社
    2024-06-04

    スマイル社が性犯罪被害者支援の法人設立
    2024-06-04

    105歳で死去した画家弥勒祐徳さん おごらず、黙々と、ひたすらに神楽など描く
    2024-06-05

    「再会長江」北京で特別上映 竹内監督のトークイベントも
    2024-06-04

    美しくて“かわいい”結びの技  1400年の歴史を誇る「水引」の可能性を探って
    2024-06-06

    岡田将生の初ブランド「IN MY DEN」始動、第1弾グッズの受注販売がスタート
    2024-06-06

    umami.is をおすすめする理由
    2025-07-04

    ©  Dopu Box
    💛