• Online Tools
  • - Calculators
    • Character Count
  • - Download
    • TikTok Download
    • DouYin Download
  • - Web Tools
    • BASE64
    • Base64 to Image
    • Image to Base64
    • URL Encoding
    • JavaScript
    • Timestamp
    • Unicode Converter
    • JSON Format
    • Modify Extension
    • Make List
    • CSS Optimizer
  • - Encryption Tools
    • MD5 Encryption
    • Random Generator
  • - Image Tools
    • Image Compression
    • QR Code Generator
    • QR Code Reader
    • Wallpaper Preview
    • Image EXIF
  • - Info Sheets
    • Blood Type Heredity
    • Clothing Sizes
  • [email protected]
DopuBox
  • English
  • Español
  • Français
  • 日本語
  • 한국어
  • 简体中文
  • 繁體中文
全部 ニュース Meta Code 文化・アート
草間彌生美術館で浸る草間彌生の「サイケデリック性」。ミラールームの最新作も世界初公開
2023-04-28
草間彌生美術館で浸る草間彌生の「サイケデリック性」。ミラールームの最新作も世界初公開

 草間彌生作品のサイケデリック性に着目した展覧会「草間彌生の自己消滅、あるいはサイケデリックな世界」が、草間彌生美術館で始まった。会期は9月18日まで。


 1929年に長野県に生まれた草間彌生
は、幼少期からの幻視・幻聴体験をもとに絵画制作を始めたことで知られる。57年には単身渡米。ボディ・ペインティングやハプニングのほか、男性器を模した「ソフト・スカルプチャー」や画面いっぱいに網目を描く「ネット・ペインティング」など広く知られるシリーズを展開し、前衛美術家としての地位を確立した。昨年から今年にかけては、
香港の「M+」で大規模個展が開催されるなど、その人気はとどまるところを知らない。



 本展のテーマとなる「サイケデリック」とは、常態では得られない強烈な知覚体験やその状態を表すもの。草間がニューヨークで過ごした60年代のカウンターカルチャーを代表するムーブメントだ。草間は単一モチーフの強迫的な反復と増殖から生じる自他の境目が消えていく感覚を「自己消滅」と呼んでり、反復の制作原理や鏡の反射と光の明滅などによる作品表現は、サイケデリック・ムーヴメントを追体験させるような視覚効果と重なり合うものだと言える。


 草間の作品世界に見られるサイケデリック性に着目した本展では、様々な時代の創作ヴァリエーションが並ぶ。


 1階エントランスでは、草間が60年代後半にニューヨークの個展で発表した六角形のミラールームのシリーズ最新作《平和への願望はひとつひとつ輝くばかり》が初公開。万華鏡のように激しい様々な色の光が明滅する強烈な視覚体験は、サイケデリックな没入感をもたらすものだ。なおこの作品の隣では、67年に撮影された映画『草間の自己消滅』が放映されており、浮遊感のある独特のサウンドがさらなる陶酔感を与える。



 2階に上がると、60年代から73年の帰国後、そして90年代前半までの作品が並ぶ。60年代に制作された、網目に覆われたキャンバスやマネキンなどは、サイケデリックにも通ずる視覚効果を生み出している。なお、このフロアでは70年代と90年代の平面作品4点が世界初公開されており、これらにもサイケデリックな視覚的特徴を見出すことができる。



 3階では、80年代後半から90年代前半の絵画と立体が展示されている。まず目に入るのは、幅4メートルの巨大なキャンバス《天上よりの啓示(B)》。同作では単一モチーフが画面いっぱいに繰り返し描かれており、まるで絵画そのものが蠢いているかのような錯覚を与える。


 これとほぼ同じ時期に制作されたのが、立体の大作《永劫回帰》だ。カラフルな縞模様に覆われた触手が箱から突き出した同作は、触手が動き出すかのような不思議な錯視効果をもたらしている。世界初公開となる80年代後半の小型アクリル絵画作品群も含め、強烈な色彩と躍動感が宿るフロアとなっている。

 4階は、草間の自己消滅を身をもって体感できるエリアだ。《I’m Here, but
Nothing》は、ブラックライトと蛍光ステッカー、家具、日用品を使用したインスタレーションで、草間が自らの幻視体験から着想したもの。水玉で覆い尽くされた空間に身を置くと、自らもまたその一部となり溶け込むかのような感覚を抱くだろう。なお、この部屋のなかでは草間の歌が映像とともに流されており、自己消滅する感覚をよりいっそう加速させる。


 展示の最後を飾るのは、草間にとって重要なモチーフである花の大型立体作品《真夜中に咲く花》だ。花弁の中心に水玉と網目があしらわれた眼を持つ同作は、サイケデリックムーブメントと同時期のアメリカに現れたフラワーチルドレン(ベトナム戦争への反戦を示すために花や花模様を身につけた若者たち)を想起させる。草間の幻覚のヴィジョンと時代の精神を伝えるものとなっている。


 草間のサイケデリック性は、幻覚剤などによってもらたされた「人工」のものとは本質的に異なり、幻覚の恐怖を克服しようとする過程で必然的に生み出されたものだ。それが作品へと昇華された世界を、じっくりと堪能してほしい。


 なお、2017年10月の開館から5年余り経ち、美術館のファサードを彩るアートがドットからインフィニティネットに変更されているので、こちらもあわせてチェックしてほしい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/8586bb15456920e5bf44dcf2b8acedfda1359b45

Other Tools
  • Character Count TikTok Download DouYin Download BASE64 Base64 to Image Image to Base64 URL Encoding JavaScript Timestamp Unicode Converter JSON Format Modify Extension Make List CSS Optimizer MD5 Encryption Random Generator Image Compression QR Code Generator QR Code Reader Wallpaper Preview Image EXIF Blood Type Heredity Clothing Sizes
  • 囲碁、一力遼本因坊が初防衛 余正麒破り三冠堅持
    2024-05-30

    黒柳徹子さん、北京で特別授業 「日本語勉強続けて」
    2024-05-31

    日本の「木」の文化を家具を通して世界へ【ミラノデザインウィーク】
    2024-06-01

    声優の増山江威子さん死去
    2024-06-03

    道後温泉の記憶を継承するアート 大竹伸朗が“描き”重要文化財を守ったテント膜「熱景」の再生
    2024-06-03

    香川県・直島に開館する新たな美術館の正式名称が「直島新美術館」に決定
    2024-06-03

    ニコライ・バーグマンが手がける北欧のジュエリーブランド〈フローラダニカ〉旗艦店が南青山にオープン。
    2024-06-03

    文科相、佐渡金山の果報待ちたい ユネスコの評価、近く判明
    2024-06-03

    イタリア・ヴェローナの歴史あるレストランをパトリシア・ウルキオラが再解釈。
    2024-06-03

    「CLAMP展」が国立新美術館で7月より開催。展示数は史上最多の約800点
    2024-06-04

    社会的関与の芸術。清水穣評 城戸保「駐車空間、文字景、光画」展/野村浩「Painter」展
    2024-06-04

    「三島喜美代―未来への記憶」(練馬区美術館)開幕レポート。最大規模のインスタレーションも
    2024-06-05

    お台場エリアを舞台に新芸術祭「東京お台場トリエンナーレ 2025」が誕生
    2024-06-05

    「避難いただけるほうが一安心」珠洲で激しい揺れに耐えた仏像、奈良博で縁つなぐ
    2024-06-04

    フィギュアスケートにもぴったり! ハチャトゥリアン作曲の『仮面舞踏会』【クラシック今日は何の日?】
    2024-06-06

    安藤忠雄さん設計の美術館名称決まる…香川・直島に2025年オープン
    2024-06-05

    田名網敬一の巨大インスタレーションが、世界初大規模回顧展「田名網敬一 記憶の冒険」に登場。国立新美術館で8月7日から
    2024-06-06

    「Osaka Art & Design 2024」(大阪市内)開幕レポート。何気ない日常のなかで多様なカルチャーに触れる
    2024-06-06

    佐渡金山「情報照会」と勧告 世界遺産登録に可能性残す
    2024-06-06

    佐渡金山、世界遺産登録に向け「追加情報の提出」求められる
    2024-06-06

    ©  Dopu Box
    💛