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10年間の展覧会を凝縮した展覧会。横尾忠則現代美術館で「満満腹腹満腹」な体験を
2023-01-28
10年間の展覧会を凝縮した展覧会。横尾忠則現代美術館で「満満腹腹満腹」な体験を

 展覧会を展覧する展覧会──この一風変わった試みを、横尾忠則現代美術館がスタートさせた。それが「横尾忠則展 満満腹腹満腹」(5月7日まで)だ。


 横尾忠則現代美術館が開館したのはいまから11年前の2012年のこと。以来、様々な角度から横尾芸術に光を当て、約30本の多種多様かつユニークな展覧会を開催してきた。

 本展は、開館10周年記念展
の最後を飾るものであり、10年前に行われた開館記念展「反反復復反復」のセルフ・パロディー。限られた展示空間にこれまで開催された約30本の展覧会を限界まで詰め込むという、前代未聞のチャレンジだ。


 横尾は本展を「横尾の創作と美術館の歴史が一同に展開される展覧会」としながら、「年ごとに変化する私の作品のその変わり方をじっくり見て頂ければ、何か発見があるかと思います」とのメッセージを寄せている。


 会場は年代順に企画展が並ぶ構成だ。場所によっては天井に届くほどの高さまで壁面いっぱいに絵画や写真、グラフィックの数々が展示され、横尾作品のエネルギーが存分に伝わってくる。展示は年代順にそのままたどるのももちろんだが、傾向ごとに分類して鑑賞してみるのも面白い。


 例えば、同じモチーフを何度も繰り返し再生産するという横尾の手法に着目した「反反復復反復」(2012~13)や、80年代末から90年代初頭にかけてのコラージュ的な性格が前面に押し出された一時期に着目した「カット&ペースト 切った貼ったの大立ち回り」(2015)、あるいは作品を「色彩」のみを基準に分類した最近の「横尾さんのパレット」(2022)は、横尾の制作手法や技法などに着目した展覧会だった。

 横尾の代表的なポートレート・シリーズである「奇縁まんだら」「文豪シリーズ」を中心に、同館歴代最多の約600点もの作品が揃った「肖像図鑑 HUMAN
ICONS」(2013~14)や、瀬戸内寂聴の時代小説『幻花』のために制作された挿絵と扉絵、計371点を紹介した「幻花幻想幻画譚」(2015~16)などは、横尾作品のなかでもまとまった数量のあるシリーズ作品などから構成されたものだった。


 「アーカイヴ」という観点も重要だ。横尾忠則現代美術館は横尾の関連資料を整備・公開するアーカイブ・ルームを併設している点に大きな特徴がある。「ヨコオ・マニアリスム」(2016)は、そのアーカイブ・ルームの活動に光を当てたもので、展示室内で学芸員が公開資料整理を行うという、稀有かつ意欲的な展覧会として語り継がれている。


 また「大涅槃展」(2015)は、横尾が一時期熱狂的に収集していた涅槃像コレクションを約600点も展示するというもの。横尾の作品のみならず、その関連資料にフォーカスすることで、横尾忠則という人物像をより鮮明に浮かび上がらせてきた。本展に展示されている涅槃像はごく一部だが、当時に思いを馳せるには十分だろう。


 横尾忠則現代美術館のユニークさが表れた企画展の数々として挙げられるのが、美術館が他の施設に化ける展覧会シリーズ(同館ではそれらを「美術館コスプレ」と呼んでいるという)だ。


 美術館を動物園化させた「どうぶつ図鑑」(2013)では、動物をモチーフにした横尾作品に加えて、神戸市立王子動物園とコラボレーションし、同園が所蔵する様々な動物の剥製が館内に出現。また美術館を温泉に変貌させた「横尾温泉郷」(2016~17)では、温泉や銭湯を描いた横尾作品だけでなく、展示室に巨大な湯船が出現した。美術館という施設の可能性をぐんぐんと広げてきた展覧会シリーズだ。


 10年を振り返る際に大きな出来事だったのが、新型コロナウイルスとの闘いだ。「兵庫県立横尾救急病院展」(2020)はコロナの感染拡大のため会期途中で展示が中断。再開した際には横尾がコロナに反応して制作したビジュアル・メッセージ《With
Corona》が追加展示され、状況にいち早く反応する姿を示した。

 その後も「横尾忠則の緊急事態宣言」(2020)や「Curators in
Panic~横尾忠則展 学芸員危機一髪」(2021)など、危機的な状況すら企画展に変えるという臨機応変さを見せてきたのが横尾忠則現代美術館だ。


 横尾忠則現代美術館の蓑豊館長は、この節目の展覧会を「記念すべき展覧会となった。今年からまた新たな横尾忠則現代美術館を開いたような気持ちだ」と振り返る。また館長補佐で学芸課長の山本淳夫は、「シンプルなコンセプトで10年間の展覧会を全部詰め込んだ。グラフィックと絵画が混ざり合って生まれる“圧の強さ”こそが横尾作品の醍醐味。そこを味わってほしい」と意気込む。


 横尾忠則現代美術館の展覧会の平均展示点数は約80点だが、今回の作品数はその3倍以上、約260点にもおよぶ。そのため、展示作業も通常の倍の時間がかけられたという。この展覧会では、横尾の尽きることのないエネルギーとともに、同館を支える学芸員たちの熱量と企画力の高さにも注目してほしい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/ac49b51c8d340d102b8a936aa13266e93565d40e

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