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『BEASTERS』や『天才バカボン』『ゴールデンカムイ』も。名作マンガから考える「死」
2022-05-27
『BEASTERS』や『天才バカボン』『ゴールデンカムイ』も。名作マンガから考える「死」

 東急株式会社、東急ラヴィエール株式会社、一般社団法人Whole Universeが、iTSCOM
STUDIO&HALL二子玉川ライズを会場に、マンガの一コマとともに死に関する様々な問いを来場者に投げかける参加型の展覧会「 END展 
死から問うあなたの人生の物語」をオープンさせた。会期は6月8日まで。

 本展は、昨年11月に東京・六本木のANB Tokyoで開催された「END展
死×テクノロジー×未来=?」出品作をアップデートした拡大・発展版。テクノロジーに特化したものから、より広く一般の人へ「問い」がひらかれるように展示内容を変化させた。普段あまり考えることのない「死」について思いをめぐらせる機会を創出する展覧会だ。

 キュレーターを務めるのは一般社団法人Whole
Universe代表理事の塚田有那。塚田は本展について、「死は誰しも絶対に訪れるもの。それをネガティブなものとしてとらえるのではなく、そこから一人ひとりが社会を問いかけるきっかけにできるのではないか」と意気込む。


 会場には、「生まれ変わりたいですか?」など、死や人生に関するさまざまな問いをが大きく掲げられ、各質問と関連する「名作マンガの1シーン」がセットで展示されている。


 例えば、横山光輝『三国志』と「自分で死にゆく瞬間を決められるとしたらどんな場所で、どんな状況が良いですか?」、野田サトル『ゴールデンカムイ』と「死後、生物の一部になりたいですか?」、たらちねジョン『海が走るエンドロール』と「死ぬときに後悔しないよう、これからやりたいことはありますか? それはなんですか?」などの組み合わせが会場の各所に設置されている。


 また、『海獣の子供』『魔女』などで広く知られるマンガ家・五十嵐大介による、民俗学者・柳田国男「遠野物語」を題材とした描き下ろし短編マンガの原画を展示。『妖怪ハンター』『マッドメン』など、異形のものたちとの邂逅を唯一無二の筆致で描いてきたマンガ家・諸星大二郎の、描き下ろしの原画作品も見ることができる。


 こうしたマンガとは別に、2つのインスタレーションも本展では大きな注目ポイントだ。大須賀亮祐+中根なつは+野島輝の《死を変換する》は、愛犬の死をきっかけに、愛する存在が亡くなったとき、その死がどのような状態に「変換」されていくのか、ラディカルに追った参加型作品。

  divisual.inc(ドミニク・チェン+遠藤拓己)は、「あいちトリエンナーレ2019」でも注目を集めたインスタレーション《TypeTrace /
Last
Words》(10分遺言)の最新バージョンを展示している。書いたり、消したり、ためらったりといった執筆プロセスを記録・再生するソフトウェア「TypeTrace」を用いたこの作品。自分がこの世を去ることを想定して書かれた様々な「最後の言葉」が会場に設置されたスマートフォン上で再生され、鑑賞者はその言葉の数々と出会うことになる(なお、会期中は遺言の募集も行われる)。

 マンガという身近な媒体を、あるいは作品への参加を通じて、私たちが必ず経験する「死」についての思いを巡らせてみたい。

ソース元URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/1866d78b3b02cfe7aa572057d08a15aff7eed971

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